このジュエリー、どうしたら良いのかしら? ④指輪のサイズ直し
本日は『指輪のサイズ直し』の巻です
まず指輪のサイズのお直しも昨日のブログで書いたように、素材やデザインで出来るものと出来ないものがあります。
基本的には
K18・K14・K10
Pt950・Pt900・Pt850
K18WG・K14WG
などの素材の指輪はサイズのお直しが可能です。
(シルバーの指輪もサイズのお直しが出来るものがあります)
『サイズを直す』
この作業の工程はサイズを大きくする場合と小さくする場合で違います。
大きくする場合は→指輪の一部を切り、そこに大きくするサイズ分の金属を足します。
小さくする場合は→指輪を切り、地金を切り取ります。
何番大きくするのか、それと指輪の素材や幅などによって費用が変わってきます。小さくする場合も素材によって費用や納期が変わってきます。
また
指輪のデザインが凝っていたり、某ブランドのものだったり、エタニティのデザインだったり。
このような理由で「この指輪、サイズ直し出来ないよ」
そのように他店で断られた指輪も、よろしかったら一度見せてください。指輪によっては、断られた指輪のサイズ直しがお引き受けできることもあります。どうぞ遠慮なくご相談くださいませ。
指輪が入らなくなってしまった。。。特に女性は年齢と共に指のサイズが変わってきます。
それと
「もう、こんなシワクチャの指に何を着けても似合わんし」
そんなお話も伺います。でも昔から申し上げておりますので恐縮ですが
「女性の指は女の勲章」
だからこそ、指輪っていうメダルで飾ってください ^^
仕事に励み、家事をこなし、介護や子育て、孫のお預かり等々、加えて毎日毎日の水仕事。せっせと指のお手入れに励んだとしても白魚の指でいられる環境は余りに短いものかもしれません。
また指自体のサイズが変わってくる方もいれば、病気や仕事の影響で関節だけが出っ張ってくる方もいらっしゃる。もちろん女性だけに当てはまることではなく、男性も指のサイズは変わってきますが、女性の年齢が如実に表れるところは手と首だ。そのようにシバタは思います。指は女性の人生を物語ってくれているのかもしれません。だからって訳でもありませんが、たまにブログに自分の指を晒しておりますが、
「こんなゴツゴツ血管の浮いた指にも指輪したって良いじゃん!」
そうお読みいただく方に感じていただけたら。。。そんな野望もシバタは持っています。指輪はご自身が着けた時に、唯一ご自身で見つめることが出来るジュエリーです。ご自分の大切な指輪を宝石箱の中に入れた状態でご覧になるだけ。それはそれで悪くないですが・・・やっぱり着けていただいて好きな指輪を愛でていただきたいなぁと思います。
最後に、指のサイズは一日の間でも微妙に変化します。夕方になると靴がきつくなるように、指にむくみを覚える方もいらっしゃいます。また季節によっても、それを感じる方も多いですね(私は、このタイプです)これは体内の水分量とかが理由なのですが、微妙な指輪のサイズ感は「ユルメが好き」「ピッタシが快適」個人のお好み的な感覚です。
ですが、
むくみやすい方や指輪の着け外しが頻繁な方は『やや緩め』がおススメです(もちろん、手を下げただけで。あるいは手を洗う度に指輪が抜けそうではダメです)
指輪を嵌められた時の心地良い感覚も大切だと私は思います。シバタではサイズに迷われたりされる場合は、リングゲージだけでなく、実際の指輪で何番が良いかを試していただき何番かをお決めいただいています。