ダイヤモンドのお話

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2020/06/18                                    

ダイヤモンドのお話

本日のブログは私にしては少々硬めのお話になりますが、よろしければお付き合いくださいね。

今、資産として大粒のダイヤモンドのご購入をお考えになる方が増えてきています。

まず、ダイヤモンドとお聞きになって思い浮かべるのが、ご婚約の指輪としてのダイヤモンドではないでしょうか。地球で最も固く、なおかつ永久に変わらない輝きを持つ鉱物を永遠の愛になぞらえる。結婚というご縁に、これ以上にぴったりの宝石はありませんね。以前、コマーシャルに『ダイヤモンドは永遠の輝き』と言うのがありましたが、そのままズバリのキャッチコピーだなぁと思います。ただ、そんなダイヤモンドの歴史の背景には、その美しさからは想像もつかない過酷な出来事もありました。国を追われたユダヤ人は不動産を所有できないがために、ポケットに入る財産としてダイヤモンドを所有しました。固くて耐久性がある。すぐ現金化も出来る。世界共通の変わらない価値を持つ。そんな条件を併せ持つダイヤモンドは、流浪の民の何よりも大切な資産だったのです。また映画にもなった血のダイヤモンド、すなわち紛争地帯で採掘されたダイヤモンドは武器を買う費用としても使われました。ダイヤモンドは世界中の女性の憧れだけではなく、キナ臭いものでもあるわけです。やはり高値での取引が、いつもされるからでしょう。

またダイヤモンドはジュエリーとして身に着けますが、身に着けると不幸になる逸話にも事欠きません。すなわち、それはいかにダイヤモンドが人々の羨望を集めてきたかの証だと私には思えます。

世界には数々のダイヤモンド鉱山がありますが、近年は多くの鉱山が枯渇して採掘が出来なくなってきています。ピンクダイヤモンドで有名なアーガイル鉱山はもうすぐ閉山です。きっと地球にはダイヤモンドが眠る鉱山がまだまだあるのでしょうが、それを開拓するには想像もつかない程の費用が必要です。今の時代では、それを捻出するのは難しい話です。だとすると…ダイヤモンドの希少性は高まり、価値が上がります。いくら大粒と言っても、10ctのダイヤモンドは直径は約14ミリ、重さは2グラムに過ぎません。持ち運びも容易く出来ます。希少で・最も固く・耐久性に優れ・価値が変わらず・安定した相場を持つダイヤモンド。今、それを資産としてお考えになる方が増えてきたのも当然のことなのかもしれません。

 

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