立て爪のダイヤモンドリングのリフォームのご相談をいただきます
今月に入り、立て爪のダイヤモンドリングをリフォームしたい。このご相談をよくいただきます。世の中には、いったい立て爪のダイヤの指輪が、どれほど放置したままなのかしら。。。宝石屋としてはすごく悲しくなり…個人的にはかなり羨ましくなり…って感じます😅 だけど、それを活用していただくために!ブログを書くのが宝石屋の仕事。そう思う(ちょっと使命に燃える)シバタです。
例えば、立て爪の指輪を同じく指輪にリフォームする場合。ご結婚指輪のように毎日嵌められるようなデザインにされるのか。毎日指輪は嵌めないから、高さがあっても少し華やかさを持たせたデザインにするのか。お仕事や環境によってもデザインは違ってくるのかなって思います。ですが、何よりも一番大切なのはお着けになる方のお好み。それを丁寧に伺って、細部にまで拘ってデザインを決めていく。そのお手伝いが出来ればなぁと思っています。
ダイヤモンドの周りをメレのダイヤで囲った、とても人気のあるデザインです。向かって左側は、メインのダイヤを丸く囲む。右側は四角く囲みました。アームにダイヤを配して、パッと見ると同じような指輪に見えるかもしれません。ですが曲線で囲うと柔らさを醸し出し、角度のあるラインだとカッチリした印象になります。
あくまでも個人的な好みなんで、読み流してくださいね。私は以前は、丸く囲ったデザインが大好きでした。自分の指輪をリフォームするなら、断然丸く囲む。そう思っていましたが…最近は、絶対的に四角く囲って貰いたい。そちらに惹かれます。四角く囲むと丸いラウンドブリリアントカットのダイヤとの間に隙間が小さく出来ます。その空間で、よりダイヤモンドの形を楽しむ。それを指に嵌めつつ眺めたいな。そう思うからです。
年をとると丸くなるって言いますが、私の身内は年々ガンコに角ばっていきました。きっとシバタも、ますますガンコになるんだろうと思っています。。。