上野で開催されている宝石の特別展
家庭画報5月号
本屋に行ったら、表紙にあった「ジュエリーのを真髄を知る」というコピーに誘われて購入してきました。雑誌に掲載されていた内容は、以前にもブログでご紹介した『特別展 宝石 地球がうみだすキセキ』
この特別展に展示されているジュエリーの詳しい説明でした。
行きたいと思いつつ、なかなかお江戸に参る機会がないのですが。。。
この特別展に展示されているジュエリーのなかでも、王侯貴族のために作られたハイクラスのジュエリーは現実的なジュエリーとは一線を画します。どれくらいの重みがあるのか。どれくらいの歳月を費やして作ったのか。今のお金にするといくらかかったのか。雑誌をめくるだけでもため息が出ます。家庭画報の特集に寄稿文を寄せている山口遼先生は、展示されているようなジュエリーを再び作ることは不可能と書いていらっしゃいます。その一番の理由が良質な石がもう採れないから。。。ならば、なかなか目にすることのないジュエリーを実際に見る良い機会かもしれません。ただハイクラスのジュエリーを鑑賞するのは非現実的な世界に浸れそうですが、こんな現実を知ると複雑な心境にもなりそうです。
以前に、これまでに人類が研磨した全てのダイアを集めると二階建てバス一台分くらいになると読んだことがあります。だけど新しいダイアモンド鉱山が次々に発見されない限り、これ以上の三階建てにはなりません。だから。。。お手持ちのジュエリーを存分に楽しんでいただきたいとシバタは思うのです。