指輪を着ける指には意味があります
ここ最近、小指に嵌める指輪のお問い合わせが増えてきました。
また立て爪のデザインの指輪から小指用の指輪にリフォームのご依頼も多くなっています。
小指に嵌める指輪をピンキーリングと呼び、「左手の小指に着けると、右手でガッチリと?!掴んだ幸せを逃がさないようにする」そんな言い伝えがあります。このような素敵なお話を別にしても、小指に指輪を着けている方をお見掛けするとオシャレ度高いなぁぁと感じます。何と申しましても、小指の指輪はどの指に着けた指輪ともバランスや相性も良いですし、二本の指輪を嵌めても違和感なく収まります。幸福度とオシャレ度はイコールなのかしらって。。。ピンキーリングを持っていないシバタとしては、ピンキーリングが欲しくなってしまうのですが、、、、
それじゃあ。。。
そもそも指輪を嵌める指に意味があるのでしょうか。左手の薬指は結婚の証で、それは心臓に一番近い指が左手の薬指であり、結婚の誓いをたてる意味をそのように体現した。なんて言われています。私的には指輪のデザインによって、例えば「ボリュームがあるから中指が良いかな?」って感じで指輪を着ける指を決めたり、浮腫んでいる日は薬指に嵌め替えたりして、あまり嵌める指を意識することはありません。
そこで!今日は、指輪を着ける指の意味的なことを調べてみました。『指輪を着ける指の意味』で、ちょっとググってみたら「指には意味がある」そうです。
◆親指
親指の指輪は「サムリング」と呼ばれています。
サムは英語で親の意味がありますよね。権力や権威の象徴とされています。よく古代や中世ヨーロッパを舞台にした映画で権力者が親指に金貨のような指輪を嵌めている演出を見かけます。だからって訳でもありませんが、女性の指輪っていうよりも男性的な印象があります。それと親指の指輪って嵌めにくそうでピンときませんが、戦場で弓をひく時に親指を保護するために嵌めたことが始まりともいわれています。意外にも実質的な指輪なんだなぁと思います。
◆人差し指
「インデックスリング」と言います。
インデックスとは、索引とか見出し。指数、指標という意味ですが、指針を示す指輪だそうです。「指を指してはダメですよ」と小さい頃、親に叱られて記憶がありますが。。。迷ったときに自分の方向を指す。少々願掛け的な意味があるのかなって思ったりもします。目標を定めたら、迷わずゴールしたい時に嵌めるといいのかな。
◆中指
真ん中の指に着ける指輪なんで、ずばり「ミドルフィンガーリング」と言います。
トラブルや邪気を遠ざける意味があるそうですが、何故なのかは分かりません。ただ、中指の指輪は私自身もそうですがボリュームのあるデザインの指輪がしっくりくるように感じます。これさえ嵌めていれば大丈夫!!そんな気持ちにさせてくれる指輪になるのかなと(あくまでもシバタ的には)思います。
◆薬指
「アニバーサリーリング」結婚やご婚約、節目の記念を象徴する指輪ですね。
◆小指
「ピンキーリング」
願い事やチャンスの指輪です。幸せを逃がしたくないだけでなく、チャンスを掴み、願いを叶えるために嵌める指輪。強い気持ちを自分に与えてくれそうですね。
宝石には呪詛的な儀式で使われたり、権威の象徴としての持ち物であったり、身を守るお守り的に着ける歴史もあります。そんなところから、着ける場所にも意味を持たせるようになったのかってググりながら思いました。ですが、やっぱり『自分が着けたい指にお気に入りの指輪を着ける!!』これが一番だと改めて思うワタクシです。