11月の誕生石『インペリアルトパーズ』でペンダントをお仕立てしました
「私、11月生まれなので!」
そう仰ったお客様が先日のシバタのプレミアムフェアで、まずインペリアルトパーズのお石を選ばれ、それをペンダントにお仕立てしました。
トパーズと言えば、真っ先に思い浮かべるのがブルートパーズかなと思いますが、実はトパーズはいろんな色を持つ石の一つです。皇帝と名前についたインペリアルトパーズは、そのネーミングの通りのトパーズ界の皇帝。写真のような「シェリー酒のような」色合いは、なかなかお目にかかれない希少なお石です。
(ちなみに10月7日のブログにインペリアルトパーズのことを書いております。簡単にまとめてみました)
インペリアルトパーズは和名を黄玉と言います。ひょっとするとインペリアルトパーズでよくご覧になるお色目は、もう少し黄色っぽい感じかもしれません。良質なインペリアルトパーズの色目は、この写真のような『やや赤みがかったオレンジ色』 例えでよく使われるのは『シェリー酒のような色合い』です。
1883年にトパーズの産地のブラジルでは、黄水晶シトリンがシトリントパーズと呼ばれていることへの抗議をこめて、宝石のトパーズにはインペリアルという言葉を頭に加えるようになりました。当時のブラジルはペトロ皇帝の時代。そこで皇帝の意味を持つ「インペリアル」を宝石の名前に付けたと言われています。今風に言えば、まさに国を挙げての推しの石って感じなのかもしれません。
(全くの余談ですが、昨日11月4日は語呂合わせで「いい推しの日」だったそうですよ)
皇帝。。。と言うよりも、貴婦人のような佇まいの上品このうえないペンダントが出来上がりました。