車の中にはメガネをやサングラスを置きっぱなしにしないでくださいね
お暑うございます。。。
私が子供だった、その昔は「水浴びして日に当たると丈夫な体になって風邪をひかなくなるから」と、せっせと学校のプールに夏休みは通ったものでしたが時代は変わりましたね。
もう日の当たるうちは外出を控えるべし。本当に焼けるような暑さです。くれぐれもご自愛くださいませ。
さて、この暑さで更に暑いのが車の中。ドアを開けるだけでモワっ~~と籠った暑さを感じます。車内にいたことで悲惨なニュースも流れたりしますが、シバタからも一つお願いがあります。
『車の中に、サングラスやメガネを放置したままにしないでください』
たまに「メガネケースに入れてあれば大丈夫でしょ?」とか
「ダッシュボードじゃなくて、日が当たらないようにボックスの中に片付けてあるから」
そんなお話も伺うのですが、車の中に置きっぱなしにされるのは絶対に止めてください。
そう申し上げると運転の時だけにメガネやサングラスをお使いになる方にとっては、余分な荷物にもなるし、次にサングラスやメガネを部屋に置き忘れてしまいそうやんか。。。という声も聞こえてきそうです。
ですが!
真夏でなくても車内の温度は外気温に比べると高くなります。高温の状態でメガネを放置すると、プラスチックのレンズはレンズの表面のコーティングがはがれてやすくなります。
ここで、簡単にコーティングのご説明です
コーティングとは、メガネのレンズのキズや反射を防ぐための薄い膜をはる加工のことです。
●レンズを守るためのハードコート
●その上に反射を防ぐ反射防止コート
●一番表面には油や水などの汚れを防ぐ撥水コート
プラスチックのメガネレンズには、このようなコーティングが施されています。
レンズ自体は熱で膨張しますが、同じ状態ではコーティングはレンズほど膨張しません。だからレンズが膨張するとコーティングは膨張についていけず、ひび割れてしまいまいます。
つまり、これがプラスチックレンズは熱に弱いという理由です。
メガネをお作りしてお客様にお渡しする時に
●お湯で毎日洗わないでくださいね。
●サウナではメガネは禁止です。
●車内に置きっぱはNGですからね。
●火のそばに置かないで
このようなことを申し上げるのは、そのためなのです。
あなたのお気に入りのメガネやサングラス、あなたのお側において長くご愛用してください。そして、汗の季節が終わったころに、是非クリーニングにお立ち寄りくださいね!