木曽路を歩いてきました
馬籠宿から妻籠宿。8kmほどの行程をウォーキングしてきました。
島崎藤村「木曽路はすべて山のなかにある」の言葉どおり、馬籠宿から妻籠宿は山のアップダウンも感じながらの歩きになりました。行く前は、山登りじゃないからラクだろうなぁと高を括っておりました。でも歩き出してしばらくしたら、登山用の靴を履いてこなかったことを後悔しました。
藤村記念館や滝を見ながら、妻籠宿まで2時間半ほどかかかりました。思っていたよりもハードでしたが、ウォーキング好きには魅力的な道のりでした。
中山道を歩くと言えば、私は「有吉佐和子の和宮様御留」が思い浮かびます。輿に乗せた貴人をどうやって進んだのか。けっこう山道はぬかるんでいるので、滑って転ぶ従者もいたのでは。。。歩きながら、そんなことを妄想しておりました。
馬籠は高校生の時の遠足以来で半世紀ぶりでした。あの時は馬籠で国語で習った藤村のことを見学したなぁと思い出しました。たまたま今朝、高校の同級生がシバタに来店してくれたので、
「高校の時に馬籠に行ったね」と話したら、
同級生が「あの時、馬籠から妻籠まで8kmを歩かされたよねぇ」と言います(@_@)
私の記憶から、その部分はスッポリと抜け落ちております。高校生の時は体を動かすのが大嫌いだったので、嫌々歩いていたのかも。50年も経つと人間て変わるものですね。