パパラチアサファイヤのペンダント
パパラチアサファイヤのペンダントです。パパラチアとは、スリランカの言葉で「蓮の花」を意味します。
ルビーやサファイヤはコランダムという鉱物の色違いの石で、コランダムにはいろんな色が存在します。ちょっと余談ですが、ガーネットやトルマリンも多色の鉱物です。
このパパラチアと呼ばれるサファイヤは、ピンクサファイヤとオレンジサファイヤの中間の色合いが特徴です。多色のサファイヤのなかでも独特な色合いは、コランダム界のプリンセス的な存在かなってシバタは思ったりしています。あくまでもシバタ的なイメージでしかありませんが、ルビーはコランダム界の女王。ブルーサファイアは平和的な君主。ピンクサファイヤは人気アイドル。パープルサファイアは貴婦人。。。って感じます ^^
スリランカでサファイヤが発見されたのは2000年以上も前になりますが、このパパラチアに関しては20世紀に入ってから。ピンクとオレンジの微妙かつ上品な色は希少性もあり、一気に人気がでました。蓮は仏教画で仏陀が座っているのをよく見かけます。早朝に咲いてお昼ごろには蓮の花は閉じてしまい、開花も4日間ほどしかありません。だから蓮には神秘的なイメージがありますね。スリランカの人達の、このサファイヤへの特別な思いが名前に表れているなぁと思うのです。