オパールのリフォーム 指輪をスッキリとイメージチェンジ!!
オパールのリフォームの承る時は「おばあちゃんの鏡台にあった」とか「お母さんから貰った」そんなお言葉が、枕詞のように付くように感じます。先日、あのマツコ・デラックスさんの番組『マツコの知らない世界』で宝石の特集が組まれましたが、高度成長期の1980年代に日本でオパールがとても人気だった話が出ました。ご家族から譲られたオパールのジュエリーには、こうした背景があるんですね。昭和から平成・令和、そんな約半世紀ほどの家族の思い出が詰まったオパールのジュエリー。だけど流石に今は。。。ちょっと使うのを躊躇ってしまうデザインであるかもしれません。
こちらの指輪も、やはり譲られたオパールの指輪を「華奢でスッキリした感じにしたい」というご希望でした。お客様のイメージされる指輪の画像をラインで送っていただき、デザインを決めていきました。
地金で石を取り囲むように留める方法を『ベゼルセッティング』と言います。爪で留まっていたオパールを細目のK18の枠でスッキリと仕上げました。クラシックなイメージから、モダンで可愛らしい印象の指輪に生まれ変わりました。