モーニングジュエリーでシバタが思ったこと。。。
ちょうど台風の最中でしたので、チラチラと見ていたエリザベス女王の国葬。嫌らしい言い方ですが、やはり参列される方々のジュエリーに目が行ってしまいました。なかでも皇后陛下雅子様がどんなジュエリーをお着けになるのか。。。が私の最大の関心事。日本をお発ちになる時はあこや真珠のネックレスとイヤリングでしたが、イギリスご到着されたからはジェットのネックレスとイヤリングでした。
ジェットはイギリスのビクトリア女王がアルバート公を亡くされてからジェットを身に着けて喪に服されてから、モーニングジュエリー(喪に服す期間、故人を追悼するために身に着けるジュエリーのこと)として広まっていったジュエリー。イギリス王室にゆかりのあるジュエリーです。テレビの画面を通すと黒蝶真珠かなとも見間違えそうですが、ジェットは樹木の化石を磨いたもの。和名では黒玉と呼んでいます。
参列された方々のジュエリーを見ていると何連もの真珠のネックレスとか。。。重なるにつながるから、ちょっと日本の葬儀では考えられないジュエリーの着け方ですが、お国によって様々な風習や考え方があるのかもしれません。故人を偲ぶことを考えるのであれば、故人ゆかりのジュエリーを着けて参列するのが一番のご供養にもなるのかな。なんてことも思ったりします。皇室の方は喪の席ではジェットを使用されるので、イギリス王室に由来したジュエリーを敢えてお着けになったわけではないのでしょうが、お悔みの席に臨まれるお手本のような装いだったなぁと思いました。
「こうだから、これにしなさい」とか、「あれは絶対にダメだよ」とか。冠婚葬祭のみならず、いろんな場面で装いのククリは未だにあります。それを窮屈・時代錯誤と思うのか、いやいや大切な風習と捉えるのか。これからは意見が分かれていくところでしょうが、私が棺桶に入る時は、、、、やっぱりマナーにそった装いで来てね。なぁ~んて事を石頭のシバタは望んでしまいそうです( ;∀;)