箱根ラリック美術館に行ってきました
月初めだというのに連休をいただいてしまいました。
こう見えて臨時のお休みをいただくというのは、実は無茶苦茶に抵抗があるシバタです。なぁ~んとなく罪悪感すらあります。ですが年々「行けるうちに行っておかないと」これをビシバシと感じます。なので遅い夏休み、、、と言い訳を作り、思い切って出掛けてきました。
箱根ラリック美術館
実は、もう何年も何年も前から行ってみたいなぁと考えていた場所でした。
「アンティークのジュエリーがたくさん展示してあるのは箱根ラリック美術館ですよ。一度、行かれてみてはどうですか」
そんなことを勉強会で言われてから、その言葉が胸にずぅーっと刺さっておりまして。。。もちろん、わざわざ美術館に行ったからとて私の知識が満タンになるわけではありませんし、それこそ今はネットでも何でも確認もできます。でも実物が放つであろうオーラを実際に見てみたいなぁと思っていました。
ルネ・ラリックの作品が集められた美術館。さぞやデコラティブと思いきや、なんとなくレストランのような、あっさりとした入口でした。
撮影禁止なので写真はこれだけです。
パンフレットにはラリックのジュエリーの代表作『シルフィード』
ラリックはジュエリーというよりもガラスの作家としてのほうがメジャーかなとも思いますが、石をメインにしたジュエリー業界に創作のジュエリーという分野を作った先人でもあります。
腹黒いシバタは「作品の発表当時は邪道だって、そんな批判がなかったのかしら。。」と妄想を膨らませそうにもなりますが、100年以上を経ても変わることのない「美しさ」の前では陳腐な考えにすぎません。やっぱり思い切って足を運んで良かったです。出来ることなら、手に取ってエナメルの部分を日にかざして見てみたいと思いました。
今回は鉄道を使って行ったので、他の美術館を回れなかったのが心残りです。バスの窓から見えただけでしたがお庭もきれいでした。車で行ったなら日帰りも可能だし、点在している美術館も見てまわるのには効率が良いかなと思いました。
ただ、鉄子でもあるシバタは電車に乗れればテンションはマックス
箱根登山鉄道は、ここはヨーロッパかなと思うほど海外の方でいっぱいでした。
英語が堪能なら「YOUは何しに日本へ?」と聞き、「日本をENJOYしてねぇ」と言いたかったワタクシですが、最近は日本語ですら危ういので心の中で呟いておりました(#^^#)