ジュエリーの修理のこと
「HPを見ているんですが」
そんなお電話をいただくことが多くなりました。誠にありがとうございます。とても嬉しいです。
頂戴するお電話の内容は
〇切れたネックレスの修理
〇ピアスからイヤリングに加工が出来るか、あるいはイヤリングをピアスに加工出来るか
〇指輪のサイズ直し
このようなお問い合わせの場合があります。
大切なジュエリーを活用して、楽しんで着けていただけるように。お一人お一人のジュエリーのお困りごとのお役にたてれば・・・とシバタは思っております。
ただ、
以前にもブログに書かせていただいのですが、このようなお電話をいただくと誠に恐縮ではございますが直ぐにはお答えが出来ない場合があります。
「切れたネックレス」や「ピアス等の修理」「指輪のサイズ直し」等は、
お電話口だけでは「出来るか・出来ないか」また「いくらになるか」
明確にお答えができない場合が多いのです。足をお運びいただくことになりますが、ジュエリーをお持ちになって直接のご来店をお願いいただけましたらと思います。
では「なぜご来店いただきたいのか」
再々掲載になりますが、簡単に説明させていただきます。
ジュエリーは、素材によって修理が出来るものと出来ないものがあります

ジュエリーの素材が何であるのか。例えば鎖の場合は何の素材でできているのか、留め金のプレートと呼んでいる金具に刻印がしてあります。写真のように『K18とかPt850』こんな感じの表記があります。先ず、ご自身の切れたネックレスが何の素材でできているのか確認なさってみてください。
K18・k14・K10
Pt900・Pt850・Pt800
K18WG・K14WG
日本で作られた鎖については、だいたいがこのような素材の表記があるかと思います。またピアスやブローチなどは、芯や針の部分に素材が記載されていたりします。基本的にですがシバタが承れるジュエリーの修理は、上記の表記のある金属で作られたものになります。でも、とても小さな表記ですので分かりにくい場合が多いです。実物をお持ちいただいて、先ずは店主がルーペなどで確認をいたします。
最近ではブランドのお品の修理のご相談が多くなりました。
ブランドのお品は、素材がシルバーで作られているものもあります。シルバーなども修理が出来る場合もあります。ただ、どのような構造になっているのか。どのように作られているのか。それを実際に拝見して確認させていただかないと修理が出来るのかのお答えが出来ません。特にネックレスなどが切れた修理にはロー付けと言って、熱をかける修理が必要になってくるのですが、素材が何であるか分からない場合は熱がかけられないので修理を承ることが出来ないのです。
指輪のサイズ直しも同様に
〇素材によって
〇指輪のデザインによって(エタニティリング等)
〇指輪のアームの幅や厚みによって
承ることが出来ない場合や、サイズ直しが可能でも代金や納期に違いが出てきます。


きちんとした修理の内容と見積もりをお伝えしたいとシバタは思っております。修理を承るジュエリーを実際に拝見しないと、修理できるのか。そして、どのように修理をするのかがお伝えできません。誠に恐縮ですが、どうぞよろしくお願い致します。
また、お問い合わせに関しましても
「他店で購入したものなんですが」
「本物か、どうか分からないんですが」
ご遠慮は不要です。どうぞお気軽に、遠慮なくお問い合わせくださいね。