ペンダントの鎖の長さと、そして太さ。
セーターの季節になると、お問い合わせが多くなるのが長さのあるネックレスです。

長さがあると一口に申し上げましたが『長さ』にも、いろんな長さがあります。
45cm・50cm・60cm・70cm・80cm・120cmなどなど。
(スライド式やアジャスターの付いたネックレスもあるので杓子定規的に「何センチの長さ」ではなく、だいたいの目安として、お考えいただければと思います)
「留め金を使わずに、そのまま被れる長さ」
「トレーナーのような丸首に合う長さ」
ご相談をいただく『長さ』も様々です。使いやすさや、お召しになる服装の襟のデザインなどによっても変ってきますね。
さて本日は「ペンダントをさげるための長さのあるネックレス」の話です。
ペンダントというよりもペンダント先と申し上げたほうが分かりやすいかもしれません。シンプルなニットにペンダント先の付いたネックレスを着ける。それだけで冬の着こなしは一気にグレードアップ。とても簡単にオシャレを演出してくれます。でも、その際に少しだけ注意を払っていただきたいことがあります。それが、『ペンダント先をぶら下げる場合は、ペンダント先の大きさとネックレスの長さ。そしてもう一つ、太さのバランスが大切』です。
それを分かりやすく説明したくて、直径2cmほどのペンダント先を使って3種類の鎖に通して比べてみました。

どれもペンダント先をさげるという前提なので、比較的シンプルなデザインの鎖を選んでいます。
①の鎖 最もポピュラーな感じです。ベネチアという鎖で、丈夫さもあり下げるデザインを選ばないので人気があります。ベネチアには太さの種類がいくつもあります。
②の鎖 ①よりも太さがあります。全体的に安定感が出ました。
③の鎖 (当社比ではありますが)①や②に比べると、グッと華やかになりました。この鎖は、鎖だけで使っても確かな存在感があります。
いかがでしょうか・・・
鎖の種類や太さで印象が変わりますよね。ネックレスの長さは、50cm前後くらいです。このペンダント先くらいの大きさだと60cm以上になるとバランスが悪くなるようにも思います。
今日のシバタが着けているネックレスは70cmの長さです。
(余談ですが、ブログを読んで頂いている方には「シバタさん、そのペンダントしか持ってないの?」と言われそうなほどの頻度で使っているペンダントです。軽いので肩凝りには助かります)
ペンダント先の直径は4cmで大きめなので、長い鎖でバランスを取ります。でもペンダント先にボリューム感がないので、鎖は細めです。
ペンダント先だけをお持ちで、どんなネックレスに通せばいいのかしら?
そんな時はペンダント先をお持ちになって、鎖を選んでいただくことをお勧めします。バランスがとれているかが確認できますよ。それと必ずネックレスを着けて、鏡でのチェックをお忘れなく!
長さのあるネックレスが活躍してくれる季節!!カッコ良く・ステキに、ジュエリーのオシャレを楽しんでくださいね。