10月10日は目の愛護デー
私も中学生の頃は、ご多分に漏れず塾通いをしておりました。勉強もこれまたご多分で…嫌いでした。ただ英語の授業は、なぜか先生の一番近い席に必ず座らされ、おまけに恐い先生で…おとなしく授業を受けておりました。
「『見る』と言う単語は、『see』と『look』の両方あるが使い方が違う。seeは意識なく見ること。lookは意識的に見ること。だから授業はseeじゃなくてlook atで!!」
はるか数十年も前の先生の言葉を覚えているのは記憶力が良いのではなく、きっと私がメガネ屋になったからです。覚えてる…のではなく、思い出した…が正しいのかもしれません。
人間は起きている時には、必ず何かを見ているます。この見るという行為は、目の筋肉を使います。seeでもlookでも目の筋肉を使っています。最近はテレビや読書だけでなく、スマホやパソコンが日常的になりました。近くの小さなものを長時間ガン見する。これはlookの状態です。例えるならケンブリッジ飛鳥ような猛ダッシュを、目の筋肉が続けている状態。歩く時と走る時は足の筋肉の負荷が違うように、seeとlookでは目の筋肉の使い方も違うわけです。なので授業中や仕事中でなければ…たまにはボンヤリと遠くの景色を見たりすることは大切なことなんです。ですが、それもなかなか出来ないのがゲンダイジン。もしパソコン見ていて疲れたなぁと思われたら、まぶたの上から温めてみてくださいね。ホットアイマスクとか、無ければ、お風呂の時にタオルで温めるのも効果的です。じんわ〜りと、試してみてくださいね。