ダイヤのテニスブレスレットから 指輪にリフォームしました
使わないテニスブレスレットを、指輪にリフォームしました。
お客様が若かりし頃、お気に入りだったテニスブレスレット。「最近は、ブレスレットの留め金が上手く留められないの。だから使わなくなってしまって。大好きなブレスレットの面影を残しつつ何か他のジュエリーに出来ない?」
そこで、毎日嵌められる指輪をお作りすることに致しました。7ピースづつブレスレットから切り取りって、三列に並べて!ブレスレットの形状のまま、指輪を作成しました。
職人さん「ブレスレットはまっすぐ。だけど指輪は軽くカーブをつけないとね…」 そんなことを言ってましたが、まるで最初から指輪だったかのように仕上げてくれました。
指輪を作り、余ったダイヤモンドで指輪と同じデザインのペンダントもお作りになりました。それでも、最終的にダイヤモンドが5ピース残りました。大振りのジュエリーがお好みのお客様、「5粒、どうしようかしらねぇ?」とお迷いでしたが、、、
「それじゃあ!孫にあげるから、残りで華奢なペンダントを作ってくれる?」
こうしてブレスレットの全てのダイヤモンドを使って、指輪とペンダントに変身させました。お聞きすれば、お孫さんはまだ小学生。。。「早いかもしれない? でもね、それでも良いの!私の気持ちだから。本物の良さをおばあちゃんから贈りたいの」素敵なお言葉だなぁと思います。宝石の持つ、本来の意味をお客様から改めて教えていただいたように感じました。