真珠の本連念珠
とってもきれいな真珠の念珠が出来上がってきました。5ミリ珠を使った本連の念珠です。90000円ほどになります。
「娘が嫁ぐけど、どんな念珠を持たせればよいのかしら?」
そんな質問をよく頂きます。私自身は仏事には疎いのですが…シバタで念珠を取り扱うようになり、いろんな念珠の業者さんに教えてもらう機会を得ました。そこで学んだことをお客様にお話させて頂いています。
時代が変わっても冠婚葬祭は、キチンと取り仕切るのがこの東海地方。家族葬が増えたとは言え、嫁ぎ先でお嬢さんが恥をかかないように気をつけてあげたいものです。逆に家族葬であるからこそ、お道具類が親戚の目に留まるかもしれません。いずれにせよ、念珠は仏事の一番大切なお道具です。葬儀や法事に参列される時は、きちんとした念珠を持つのが最低限のマナーだと思います。
宗派によって、ご家庭によって、念珠についてはそれぞれの決まりごとがあると思いますが、
『白い珠で、白いお房で、本連』の念珠がやはりお勧めです。
白い珠だと、真珠・珊瑚・水晶など。特に真珠や珊瑚は海の中で育った有機物。お子様やお孫さんに譲り渡せる念珠です。海中でお塩でお清めもされています。お房は紫色をお持ちの方も多いようですが、お嬢様にご用意されるなら白をお勧めいたします。本連の珠の108珠の一つ一つにも意味があります。念珠がお守りとしても用いられていたのは、本連が本来の形であるからなのです。本連の念珠には、ちゃんとその理由があります。
簡略化された今の時代だからこそ。。。正式なお念珠を持ちたいものですね。