美しい真珠を選ぶための4つのポイント
ひとくちにアコヤ真珠のネックレスと言っても、パッと見た感じは同じに見えてしまう。だけど金額はいろいろあって…どこが違うのかわからない。そんなお話をよく伺います。本日は、少し真珠の見分け方などをお話したいと思います。
真珠の良し悪しを決める主な要素は4つあります。
『大きさ』『形』『照り』『巻き』
①『大きさ』は、わかりやすいですよね。やはり同じ品質なら大きいほうが高価になります。ちなみに昭和36年生まれの私の嫁入り道具としての真珠のネックレスは、6~7ミリ程度の大きさが主流でした。最近、シバタで一番人気のある珠は8~9ミリです。養殖の技術も進み、大きくなりました(^.^) 数字で見れば数ミリなんですが、実際に比べると格段に違いが分かります。大きいことは良いことだ!!って昔のコマーシャルのようですが、お顔に映える大きさは人によって違います。何本か違う大きさのネックレスを着けて比べてみてくださいね。
②『形』これもわかりやすいですね。真円に近いほど高価になります。
③『照り』照りとは光沢のことです。真珠の珠がいかにキレイに輝くか…これは真珠層の厚さ、表面の滑らかで決まります。こう言うと専門家ぽくってカッコいいのですが、分かりやすく見分ける方法として「真珠をのぞいた時に、自分の顔がハッキリ映りこんでいる真珠」は、照りのキレイな珠です。照りの良い珠ほどシャープにくっきりと映ります。お店で真珠を探す時に、数本でお試ししてみてくださいね。
④『巻き』巻きとは、真珠の核を巻いている真珠層の厚さのことです。貝の中に核を入れ海に貝を沈めます。海中で核の周りを真珠の層が巻いていきます。ちなみに真珠層の厚さは0.35~0.5ミクロン。層はレンガのように1000枚以上積み重なっていきます。この層が厚いほど、巻きの良い珠になります。巻きの厚いほど光沢もキレイですが、真珠層の厚さを確認することは難しいです。私たちは二年間、海中で育てたアコヤ真珠を「越物」一年未満で浜揚げした真珠を「当年物」と呼びます。当然、越物は真珠層が厚くなります。鑑別書が付いたアコヤ真珠には、きちんと数値で明記してあります。
簡単にご説明しましたが、真珠をお求めになる時のご参考になればなぁと思います。大きさやお色目は、実際にネックレスをお着けになって確認されることを絶対に!!オススメ致します。たくさん着けて、貴女が一番お似合いになる一本を見つけてくださいね。ですが、今はこのような時期。。。こんな真珠が見たいなぁと思われたら、シバタは常時、真珠のネックレスを多数ご用意しております。お気軽にお問い合わせくださいませ。