アコヤ真珠のお話

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2020/06/01                                    

アコヤ真珠のお話

昨日に続いて、本日のブログも真珠のお話です。6月の誕生石は真珠とムーンストーン。健康と富、長寿を願う石です。たまたまですが、今の現状にぴったりな感じです。アメリカ・イギリス・オーストラリアも6月の誕生石は真珠とムーンストーンです。(違うのは、おふらんす。ホワイト・カルセドニーになってます。フランスはなぜか違う石が多い。。)

今日は、日本が世界に誇る『アコヤ真珠』のことを少し書きたいと思います。

日本でアコヤ真珠と言えば、ズバリ!御木本幸吉翁ですね。

三重県出身の幸吉さんは、世界で初めてアコヤ真珠の養殖に成功した人物として有名です。そもそも日本はアコヤ真珠の養殖に適した条件が揃っています。周りを海に囲まれている。海中のプランクトンは豊富で、養殖に適したリアス式の海岸。四季があるために海水の温度差が生じる。貝の養殖には最適な漁場なのです。明治政府は、西洋諸国に対抗するため殖産興業の一つとして真珠の養殖に力を入れました。幸吉さんは1858年生まれ。大政奉還が1867年ですから、時代はまさにテレビドラマJINの幕末ですね。(店番しながらJINの再放送をチラチラ見てました) 生家はうどんの製造・販売を中心に手広く商売をしていました。並外れた商才と芸も達者(足で蛇の目傘を回せたらしい)な青年に成長した幸吉さん。うどん屋だけでなく、志摩特産のアワビ・伊勢エビ・牡蠣・天然真珠など海産物の販売にも手を広げ富を築いていきます。なかでも天然真珠の高価さに目を着けます。この辺りから真珠の養殖につながっていきました。幸吉さんの商才と熱い夢が、国の政策とリンクして、日本のアコヤ真珠の養殖業の基礎ができました。地元の特産物を日本中、そして世界に。幸吉さんは郷土愛にも溢れていたんですね。私もお伊勢さんに行くと、赤福と伊勢うどんを必ずゲットしてきます。美味しいですよね(^.^)

アコヤ貝の養殖に成功して「世界中の女性の首を真珠で…」の名言通り、真珠のネックレスは最もポピュラーなジュエリーになりました。特に日本人はほぼ持っていると思います。幸吉さんが願った通りになった訳ですが…アコヤ真珠のネックレスをお悔やみ以外で着けている方は少ないかなぁって思います。あまりも『お悔やみのジュエリー』のイメージが強くて普段は着けにくい。カジュアルな服装には合わない。黒い真珠を買ったら、お悔やみにさえ使わなくなってしまった。

せっかくの真珠、もっと使っていただきたいなぁと思います。普段にもドンドン着けてもらいたいのですが、少しネックレスに手を加えるだけで、とてもカジュアルに使いやすくなります。「真珠のネックレス、箪笥にしまったままだなぁ」と思われたら、どうぞお気軽にご相談ください。

真珠を箪笥から出して着ける!それは…シバタの切なる願いであります(^_^;)

 

 

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