本日は…クリソベリル・キャッツアイのお話です
自粛中にシバタの社長は(キレイな女性のお姿だけではなく)子猫の動画に毎日ハマッておりました。その愛らしい姿に鼻の下をのばしたり、大変なコロナ禍の日常を忘れさせたりしておりました。あまりに可愛いし、初老夫婦の乾いた毎日を明るくしてくれかなぁと。本当に猫ちゃんを飼おうとも思いましたが…一時の気持ちで、家庭に動物を迎えることを軽く考えてはいけません。やはり、動画だけで楽しむことにいたしました。(嫁は変わらずパンダで癒されております)
そう言えば…
シバタにキャッツアイの指輪があったなぁと思い立ち、写真を撮ってみました。
キャッツアイは猫の目のように、石の中に縦に線が出てくることから名前が付きました。これは分かりやすいネーミングですよね。キャッツアイと簡単に呼びますが、正式には?!クリソベリルキャッツアイと言います。すでに1世紀の時代にローマで知られていました。その時代に、このような中に線のでる光る石を見たら。。。きっと神がかり的な存在だったろうなぁと妄想してしまいます。原産国のスリランカでは「悪魔から身を守る石」と言われています。
キャッツアイは、石の表面を丸く山型に整えるようにカットします。これをカボションカットと言います。ちなみにカボションはフランス語で頭って意味で、翡翠やトルコ石・オパール等がカボションカットされる石の代表格です。
(社長の指で…失礼致します。。。)
キャッツアイは縦の線が石の真ん中にくっきり出るものが良しとされます。この一本の線が出ることを『シャトヤンシー』と言います。フランス語で猫はシャット(chat)、これまたフランス語の由来です。線に光にあてて動かすと左右に移動します。この時、光に近いほうがハチミツ色になり、光に遠いほうは半透明になります。すご~く神秘的です。光の角度によって石の表情が変化する。。。キャッツアイは小悪魔的。まさに子猫のような石かもしれませんね(^.^)