高知県産 血赤珊瑚のペンダント
県をまたぐ移動が出来るようになり!?シバタにも、各地からジュエリーが集まってきているようです(#^.^#)
高知県沖で採れた血赤の珊瑚で、薔薇のペンダントを仕立てました。作家のイメージはフラメンコダンサー。赤と黒の色使いが大人の女性を連想させます。薔薇を囲む枠と鎖は18金に黒いメッキを施しました。四隅にはブラックダイヤモンドがあしらわれています。
高知県沖の赤い珊瑚と聞くと…以前に中国の漁船の問題で騒がれた記憶もおありかと思います。宝石となる良質な血赤の珊瑚は沖縄から高知県の沖合いでしか採れません。ヨーロッパの有名ブランドの宝石メゾンでも、高知県産の珊瑚を使って多くのジュエリーを仕立てます。ルビーやガーネットの赤とは違う、深みのある赤色です。
赤い布の上に置いても負けない強い照りを、お分かりいただけるかなぁと思います。
実は…血赤の珊瑚は珊瑚のなかでは最も硬いので、彫刻には不向きと言われています。彫刻ことをカービングと言います。珊瑚のカービングで、よくご覧になるのが桃色珊瑚のカービングではないでしょうか。シバタの店内にも置いてある薔薇も、桃色珊瑚のカービングです。
ですが、深紅の薔薇をジュエリーで表現するには血赤の珊瑚しかない!そんな作家の熱い想いが、この深紅の薔薇のペンダントになりました。見るほどに、クラクラしてしまうほどのパワーを感じる赤色です。
来年には還暦をむかえてしまうシバタ…500円玉貯金などを細々と続けておりますが、だいたい京都辺りに遊びに行けるくらいで貯金箱からザラザラと出して使ってしまいます。ですが、このペンダントに向けて…無駄遣いは止めよかなって思うほどに、カッコいい赤色です(#^.^#)