リフォームをする前に、シバタが大切にしていること
4連休は気持ちの良い日が続きそうですね。今日は空気がヒンヤリと感じました。動いても汗が流れない…久しぶりの感覚です。いっときの秋ですが、思う存分に楽しみたいですね。
使わないジュエリーをどうしたら良いのか。最近、またご相談が増えてまいりました。金の価格が高い時に売ってしまうのが良いのか。リフォームしろって宝石屋は言うけど、どれをどうやってリフォームすれば良いのか。だけど、いざ処分となると躊躇う気持ちもあるし…そんな不安や疑問も持ってご来店されます。
学生時代の友人は「主人が贈ってくれた婚約指輪が好きだから、私はずっと立て爪のまま使うの」 そんな素敵なことを言います。そして昨日のブログにも書きましたが、形見の指輪をそのままケースに入れて大切にしている。いくら流行りのデザインでなくても、自分は嵌めなくて持っているだけでも、このようにご自身がベストと思う形であるジュエリーは、リフォームや買い換えは必要ありませんよね。そのまま、ずっと大切にして欲しいと思います。
シバタはお持ちいただいたジュエリーや宝石を、先ずは一つずつ丁寧に拝見します。「このオパールは祖母から貰って」とか「婚約指輪は、確か…2回嵌めただけ」とか。お客様がお話をしてくださったり、反対にこちらからご質問したり。拝見しながらの、この時間を何より大切にしております。お客様のご要望が一番とも思いますが、こちらから「まだ、この指輪は旬のデザインですよ。お孫さんにいかがですか」「このネックレスは、もう少し長くすれば留め金無しに着けられますよ」そんなご提案をしたりします。使わないジュエリーはリフォームしましょう!と常日頃から豪語しておりますが…まずはお客様のジュエリーの一つ一つに添って、一番ベストな選択をしていただくお手伝いをする。そこからリフォームやお買い取りが始まると考えます。
この一週間、リフォームやオーダーメイドのジュエリーを納めさせていただきました。出来上がったジュエリーをご覧になった時のお客様の笑顔を見るのが、シバタは何よりも嬉しいことです。もしお手持ちのジュエリーや宝石で悩んでいらっしゃったり、お困りのことがありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせくださいね。