亥の子餅
一気に寒くなった勤労感謝の日ですね。天皇が新しい穀物などの収穫物を神様にお供えして、ご自分も食する新嘗祭でもあります。何気に過ごしている日々ですが、いろんな意味があるんだなって少々殊勝な気分にもなります。ですが、冬至にカボチャ、節分にイワシ。私が思い出したように作って、時季に食べる物ってこれくらいです。だから、「暦上では、今日は〇〇だからね」なんてことを偉そうに書くのはお門違いと言われそうです。ですが、旅行に行っても土産物らしきものを全く買ってきたことのない夫が、亥の月に食するらしいお菓子を買ってきました。先日、友達と出掛けた夫は留守番をしていた嫁に恐れをなしてか。。。一緒に出掛けた博識の友人に言われるままに買ってきたようです。
ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、私は初めて見たお菓子です。
このお菓子、亥の月の最初の亥の日の亥の刻に食べると無病息災・子孫繁栄のご利益があるという有難いお菓子だそうです。亥の子ども、猪の子どものうり坊🐗を象った見た目で、その名もズバリ『亥の子餅』
亥の月は旧暦の10月、今の11月。亥の月の最初の亥の日を「亥の子の祝い」と言い、この亥の子餅を食べる風習があるそうです(ググってみると、炬燵を出したり炉開きをすると火災からも逃れられるってなことも書いてありました)
そのありがたい日は今年は11月11日。もう終わってしまっていますが、ありがたく頂こうと思います。ちなみに2022年は、11月6日に当たります。少しずつ気持ちがほぐれていくように思うこの頃ですが、来年はスッカリほぐれていると良いですね。願わくば、旅先で!!亥の子餅が食べられたら幸せだなぁぁぁ。