ご自身に一番ベストな真珠のネックレスの長さを見つける
お手持ちのアコヤ真珠のネックレス
「長さがイマイチ決まらない。なぁ~んとなくカッコよく着けられないような気がするの」
「黒蝶真珠のネックレスを着けるようになったから、アコヤ真珠を娘に譲ったら娘には長過ぎるみたい」
コロナ禍だからでしょうか。お手持ちのジュエリーを見直される方が増えてきているのかなって感じで、シバタでは昨年からこんなご相談が続いています。
既成の(通常、お店などでネックレスとして販売されている)真珠のネックレスの長さは約42cmです。
真珠のネックレスをお求めになる時は「珠のお色目・珠の大きさ・珠の艶や輝き」こんなことをご覧になりながら、お着けになる方のお好みや相性などを考慮して選んでいかれるかと思います。
ネックレスを決められて「あぁ~予算のなかで良い真珠が選べたなぁぁ。ヤレヤレだわ」って、ホッとされるかなぁと思います。ですが最後にもう一つだけ、長さのチェックをしてください。もちろん、そのままで大丈夫な方もいらっしゃいますが、ご接客をしながら『だいたいの方が、そのままでは長過ぎる』ように見受けられます。
シバタでは真珠のネックレスをお選びいただいた後に、もう一作業?をお客様にお願いします。全身が写る鏡の前で、お客様にとってのベストな真珠のネックレスの長さを決めていきます。
だいたいの目安としては『鎖骨に添うくらい』の感じですが、珠を何個外すかはお客様の骨格や珠の大きさによって違ってきます。全体のバランスやお召しになるお洋服に合わせ、ご検討をしながら最もお客様が引き立つ長さを探していきます。
お母様やおばあ様のアコヤ真珠のネックレスをお嬢さんやお孫さんにお譲りになる時。ネックレスの糸の状態を拝見して、糸替えを承ります。その際は、糸の状態だけでなく留め金のチェックもさせて頂きます。カチッとワンプッシュで留めることが出来る留め金にお取替えをしたり、(何度も紹介して恐縮ですが)長さを自在に変えられる留め金もお勧めです。
ネックレスから外した珠も活用しましょう。
御木本幸吉翁が願った通り、真珠のネックレスはほとんどの方が持っているジュエリーになりました。お一人で数本を使い分けていらっしゃる方も多いかと思います。だからこそ、お着けになる時は誰よりもカッコよく・美しく。なおかつ、貴女が一番引き立つように!お着けになって欲しい!!!それがシバタの願いです。
テレビ画面を通してですが、なんて素敵なんだぁ~~って思ったのは、大晦日の紅白歌合戦でwomanを歌った薬師丸ひろ子さんが着けていた真珠のネックレス。アコヤ真珠の二重になったネックレスを、首周りにピッタリと着けていました。薬師丸さんの雰囲気と大晦日の舞台の華やかさがマッチして、真珠をこう着けたいって思いました。ただ。。。真珠ばかりに気を取られてしまって、肝心の歌唱が全く記憶にない悲しいワタクシです。