古いデザインの真珠の指輪をペンダントと指輪にリフォーム 続きです
昨日のブログの続きです。本日は指輪の周りのダイヤモンドを使ったリフォームです。
真珠の指輪に使ってあったダイヤモンドは全部で16ピース。すべて同じ大きさで総量が0.26ctでした。
通常シバタではリフォームのご相談をいただく時は、専用のカタログやパソコンの画像をご覧いただいたり、あるいはお客様がお持ちになった雑誌の切り抜き等を拝見しながらお話を進めていきます。このリフォームのご相談をいただきましたお客様は、シバタのホームページを見つけてご来店を頂きました。ホームページの中のデジタルジュエリーでのリフォームをご希望されました。そこで、3Dの画像やプリンターで枠をお作りしてリフォーム後の出来上がりのイメージをお伝えしていきました。
まず画像で指輪の全体像を見ていただきます。立体的に指輪がグルグルと回って、仕上がり時のイメージをお伝えします。デザインが決まったら、次は3Dのプリンターで指輪の型枠を作ります。こうすることでデザインの確認だけでなく、完成後の指輪の装着感・サイズ・アームの厚み等、お客様がリフォームで不安に思われていることが軽減されていくかと思います。すべてご確認をいただいて、実際のリフォームをいたしました。
出来上がった指輪です。
スッキリと高さも抑えて、とても使いやすい指輪に仕上がりました。
「デジタルジュエリーで、指輪の出来上がりを事前に確認したいのですが」
ご注文をいただきましたお客様は、シバタのホームページを見つけて初めてご来店をいただきました。デジタルジュエリーの場合、3DプリンターやCAD等でリフォーム後のジュエリーのイメージを確実にご確認していただけます。お忙しい時間をぬってご来店をいただきましたお客様には感謝の気持ちでいっぱいです。この度は、誠にありがとうございます。
実際にご来店を頂くことや実物をご確認していただくこと。宝石やジュエリーは、何と言ってもこれから先も『百聞は一見に如かず』に敵うものはないとシバタは思っています。ですが、お客様のご都合の良い場所や時間にゆっくりと確認していただけること。また立体的に動画で細部までご覧いただけること。コロナ禍が終わったとしても、こうしたご提案がこれからは必要になってくる。そんなことを、こちらのリフォームのご注文をいただきながら感じています。