ハートシェイプカットのサファイヤのご紹介です
ハートの形は、ラッキーモチーフとしてジュエリー界では一番の人気者かなと思います。
あの宝飾ブランド・ティファニーのオープンハートのペンダントが、ジュエリーの入り口だったという方も多くいらっしゃるでしょうし、老若問わずハートのモチーフのジュエリーはシバタでも人気があります。
寄り添うハートのデザインが可愛い写真のジュエリーは、イギリスで1880年に作られたアンティークのもの。やはりハートは、ずっと長く世界中で愛されているんだなぁと思います。
ハートの形は舶来(言い方が古いですね・・・ ;^_^)って思いがちですが、猪目(イノシシの目)に似ているハートの形の図柄として日本でも古来から魔除けとして使われてきました。そんな世界中で古くから愛されてきた形『ハート』
今日、ご紹介するのはハートの形にカットされたサファイヤです。
宝石の表面に施された一つ一つの面をファセットと言います。例えばダイヤモンドのカットの代表格ラウンドブリリアントカットのファセットは58個。このハートシェイプのカットは、ハートの上部の形の窪みがプラスされ59個のファセットを持っています。愛らしい形で、シャープな輝きも持ち合わせたハートシェイプの石。このサファイヤなら、周りをメレダイヤで囲ってペンダントに仕上げたり、ミル打ちの枠でシンプルな指輪にしても可愛いなぁとシバタは思ったりいたします。石を見ていると妄想はつきません。
さて、恐縮ですが個人的なお話。。。。漫画も映画も大好きなキングダム(*^^*)
名古屋市博物館で開催中の「兵馬俑と古代中国」を見て来ました。
まだまだ発掘調査中の現地でズラリと並んだ兵馬俑を見て、万里の長城をウォーキングする。紀元前に始皇帝の作った遺跡を見てみたい。こんな野望を持ち続けてはおりますが、実現することは難しいでしょう。だから、こうした催しが名古屋で開催されることが嬉しいワタクシです。兵士や馬の大きさに圧倒され、気が付けば2時間も館内を見ておりました。
また出土品の中の金が2000年以上たっても金色を発していました。始皇帝の後の時代の後漢の金印が九州で発見されていますが、木の部分は朽ちても金は残っていくんだと展示物を見て改めて思います。ふと、自分のジュエリーが2000年後に残っていたら。。。やっぱり妄想してしまったシバタです。