立て爪のダイヤモンドの指輪を引っ掛かりのない指輪にリフォームしました
立て爪のデザインのダイヤモンドの指輪を
「全く、引っ掛かりがなく、埋め込んだって感じで、プラチナの枠の指輪にリフォームしてほしい」
そんなご要望をいただきました。イメージはプラチナの甲丸の指輪の真ん中にダイヤを入れる。。。という感じ。ですが、それだけではなく、すっきりとした印象があっても良いですね。そんなお話をご依頼のお客様といたしました。
出来上がった指輪です
「これで、毎日嵌められる!」
お客様のご感想です。お預かりしたダイヤモンドは1ctの重さがありました。指輪の枠もしっかりと厚みを持たせて、大切なダイヤをホールドします。
ビフォーアフターです
ダイヤモンドを外した旧枠は、シバタでお買取りをいたしました。
「なかなか特別に出掛けることもないんだけど、毎日に指輪を着けていられたならなぁと思って。タンスにずぅー-としまいこんであった指輪を思い切ってリフォームしよう!そう思いました」
最初にご来店をいただいた時に、お客様がお話しをしてくだいました。
先日、かなりヤサグレていたシバタは八つ当たりを夫にしそうな気持になってきたので。。。こういう時は2時間の現実逃避行、ホントに久しぶりに映画を見て来ました。
『ミセスハリス、パリへ行く』
ロンドンで家政婦をしている女性がオートクチュールでドレスを仕立てるというおとぎ話。
60歳を超えたおばさんが、そんなドレスを作ってどうする。着ていく場所もないんだけどって感じなんですが、自分のためにオシャレをする。クリスチャンディオールのオートクチュールを着たい。同年代の主人公の気持ちに(汚れちまっているシバタが)素直に共感してしまいました。ご機嫌をとってもらうのも嬉しいけれど、自分のご機嫌は自分で取って楽しく日常を過ごしていく。旅行や会食やスポーツ、そのご機嫌の取り方は各々違うのでしょうが、ジュエリーもその一つであってほしいなぁと。。。そんなことを考えてしまいました。