被れる長さのネックレス
最近、長いネックレスのご相談をよく頂きます。
「もう留め金の付け外しが上手く出来なくてねぇ。特にお出掛け前の急いでいる時は焦ってしまって。。。被れるだけのネックレスがあると良いよなぁと思って」
全長が70cm以上あると留め金の操作をしなくても、スポンとネックレスをかぶることが出来ます。
こちらは80cm、K18とK18WGのコンビのネックレスです。
ネックレスをアップにしてみると四角のコマの一つ一つにカットが施してあります。このようにカットを施すことで金属の輝きが増してキラキラします。
グラデーションもきれいですね。金色と銀色なので、お着けになるジュエリーの地金の色も選びません。
これくらいの長さのネックレスはニットやワンピースだけでなく、カジュアルな装いにもバッチシと合います。加齢のことを申し上げるのは気がひけますが、年を重ねていくほどに活躍の場が多くなるのが長めの被れる長さのネックレスだとシバタは思います(もちろん、現在進行形で!私も長めのネックレスを愛用しております)
それと、
長いネックレスをお探しの方が、もう一つお話しされること。
「長いネックレスはいくつも持っているんだけどね。。。本物の長いネックレスを持っていなくて。キチンとしたのが欲しいなぁと思っていてね」
何をもって本物か。。。を語ると長くなってしまいますが、今回のブログではK18やWGやPtの素材としたうえで、
「やっぱり着けていて、気が引けないようなジュエリーを着けたいの」そう仰っる方も、とっても多くいらっしゃいます。
ケネディ大統領の奥様だったジャックリーンケネディの真珠の三連ネックレスはフェイクパールだった。これは余りにも有名な話で、いくら偽物でもセンス良くオシャレに着ければカッコいい。そんな伝説が生まれてしまったのも、生前のジャッキーの写真を見れば納得できます。大統領夫人が偽物の真珠を着けてるなんて誰も思わないでしょうし、式典でもワンピースやスーツに素敵に真珠の三連ネックレスを着けています。腹黒いシバタなんかは、実はジャッキー自身がわざと狙った策だろうと勘ぐってしまいますが、本当にお手本にしたくなるような素敵でカッコいいネックレスの着け方です。
ただ、、、
『年を重ねてオシャレをする時に大切なことって、姿勢を正して自分の好みで自信を持って装うこと』なのかなぁと思います。背筋が伸びた姿勢ほどカッコいいものはありません。流行の服でなくても、ジュエリーを着けなくても、それだけで素敵だなぁと感じます。でも、ご自身が思うところの自信はお一人お一人で違ってくるのではないでしょうか。その自信や背筋を伸ばそうとする気持ちの応援の一つにジュエリーの役割もあるのでは。。。それがジュエリーを商っているシバタの願いでもあります。