イヤーカフ、着けてみました

さて少し前にイヤーカフデビューをしたと書きましたが、本日はシバタのイヤーカフ体験記でございます。体験記。。。などと書くと仰々しいですね。たかがイヤリングを着けたよってことなんです。
でも
「耳のジュエリーを楽しみたいけど、せっかく着けてもイヤリングは痛くなる。それと落としてしまわないか心配で。。。だけどピアスホールも開けたくないし」
お客様から伺う、そんな耳のジュエリーのストレス的なことが少し解決出来ればなぁ～なんて気持ちもあって書きました（ちょっと長文です）

実は着け始めた日は痛くて痛くて、一時間もしない間に外してしまいました。次の日も、やはり一時間もしないうちに痛さに我慢が出来ない。こう見えて、メガネのフレーム選びにも神経質になる自分。もともとイヤリングも苦手だったし、イヤーカフに関しても若者がシャレオツに着けているものに手を出したのが間違いだった。イヤーカフのメーカーさんが
「着けているのを忘れるくらいですよ。着けたまま寝てしまったことも何回もあります」
そう言っていたのですが、シバタには無理な話だと思いました。

そのことをメーカーに言ったら、メーカーの営業マンがシバタにやってきました。
私の着け方を見て
「シバタさん、着ける位置が合ってませんね。その着け方だと痛くなるのはアタリマエダのクラッカーですから」
そう指摘をされました。

営業マン曰く
「人間の顔が一人一人違うように耳の形もそれぞれ違います。耳の外側に挟み込むようにするのではなく、耳の中の骨に引っ掛けるように着ける。耳の形は人によって違うから、女優さんが着けていたように自分も着けたいのも分かるけど、ご自分の耳の構造を知って着けてください。シバタさんの場合は、この辺りがベストポジションです」
直接、着ける位置を教えてもらいました。

教えてもらったところに着けたら、驚くことに本当に着けてる感はゼロになりました。痛くもなく重さも感じず、ストレスフリー。実はイヤーカフを買った展示会場で「一度、着けてみてください」と言われたのに、面倒だった私は試着もせずに購入してきました。普段からお客様には「ジュエリーは必ず実際にお着けになってみてくださいね」と言っているのに。。。本当に申し訳ないことをしたと反省です。
それと一番心配していたのは「落としてしまったらヤダなぁ～」ってこと。やはりピアスより落としやすいような気がしていました。でも洋服や割烹着を着たり脱いだり、何よりもマスクの着け外しの時も引っ掛けることは今のところはありません。
ただ着けているのを忘れて寝てしまうということは、私は夜には指輪やネックレスを全て外す習慣があるので着けたままでは眠れないだろうなぁと思います（わざと着けたまま寝てみようかとも思いましたが、それだと少しアザトイような気がして実験していません）

今までの耳のジュエリーと比較すれば、ストレスが少なく気軽に楽しめるのは間違いないです。私のような還暦過ぎが着けても浮かないかなとか。もうピアスだしなぁとも思いましたが、新しいことは、やっぱりウキウキする気持ちがあります。それと男女共有でも一番使えるジュエリーだと思います。

挟み込むタイプのものと、金具で押さえるタイプ。イヤーカフにも種類がありますから、ご自身がやりやすいタイプのもので楽しんでくださいね。お求めになる時は必ずご試着をなさってください。

ちょっとだけイヤーカフのご紹介
〇挟み込むタイプ

（挟み込むタイプのイヤーカフの中にはピンキーリングとして使っていただけるデザインもあります）

〇押さえるタイプ

さて最後に、
痛かった時にイヤーカフのことを調べていて、いろいろネットでググっておりましたらイヤーカフの都市伝説のような話を見つけました。
『中世のヨーロッパでは男性は敵から身を守るために右側は空けておき、守るべき女性を自分の左側に配していた。その際、女性を守る側の左耳にピアスをすることで勇気と誇りを示した。それに応えるために女性は右側にピアスをした。そんな慣習があったことから、慣習とは反対側に着けた場合、男性が右耳にイヤーカフ・女性が左耳にイヤーカフを着けるのは同性愛者であるという意味になる。あまりそういう気風のない日本ではノープロブレムな話だけど、海外旅行に出掛ける時には要注意』そんなことが書かれていました。
どちらに着けるかは、やっぱり自分が着けやすい方になります。しかもジェンダーレスの今にはナンセンスな逸話かと思いますが、シバタは左耳のほうが楽に着けていられるので。。。一応は左耳に着けております。