
真珠フェアのご案内です
本日は、ちょっとお知らせです。
14日(金曜日)~16日(日曜日)は真珠のフェアを開催いたします。
(またシバタの顧客様には来週くらいにシバタからの手紙が届くかと思います。お手元に届きましたら、読んでいただければ嬉しいです^^)
温暖化の影響で稚貝が育たない。中国の市場に買い占められた。それらのことが重なり真珠の高騰が言われて久しくなりました。
ただ、
〇三重県で産まれた御木本幸吉がアコヤ真珠の養殖に成功
〇伊勢志摩・宇和島・対馬や壱岐など、四方を海に囲まれた日本では美しい真珠が採れる
〇真珠は冠婚葬祭の儀礼のマナーにおいては欠かせないジュエリーである
やはり、そんな理由もあって一番身近に感じる宝石であると思います。
さて、実は今年はシバタが商店街から丸の内に店舗を移して20年になります。こうして20年を迎えることが出来るのも、日々のお客様のご愛顧の賜物です。この場をお借りして心よりお礼を申し上げます。本当にありがとうございます。
20年はあっという間でした。でも、やはり・・・それなりの年月が流れたなとも実感します。そしてシバタ店主と出来れば、それに因んだ一年にしたい。昨年末くらいから話してきました。
ふと20年って長さを考えた時に、「お伊勢さんの式年遷宮の長さと一緒だなぁ~」って気付きました。
そこで遷宮のことをググっていたら、遷宮は建物が新しくなることがクローズアップされがちのように思いますが、1600点ほどの装束の品々も新しくされます。金工・木工・漆工・染織などなど。すべてが天平の時代から、寸法や材料は変わらず定められています。そのなかに『御白玉』と呼ばれる真珠も含まれている。そんなことを知りました(今までしりませんでした・・・)
そこで、
一番に身近な宝石である真珠のフェアを20年目の最初にしようと決めました。
ちょっとだけ、御白玉のお話を!
「おんしらたま」と読みます。納められる真珠は総数が81個。重さは四匁三分と規定されている真円の形の真珠です。その大きさは5mmほどになり、光沢のある白色の粒の揃ったものとされています。遷宮は1300年も続いています。真珠の養殖技術が無い時代の方が長かったことになるので、今では想像もつかないほどに真珠は希少で価値のあるもの。海で見つけられた白く輝く玉は、やはり神様へと奉納されるものだった。まさに海からの贈り物だったんですね。
ここ数年は慣習や行事などの在り方が変化してきました。一番、それを感じるのは冠婚葬祭ですよね。ですが、参列する時は、やはりキチンとした装いで。それが最低限の、いえいえ、これからも相手側に対するマナーとして忘れてはいけないことかと思います。
いざという時に慌てないために「いつかは真珠を」そうお考えの方は!
3月14日(金)15日(土)16日(日)
たくさんの真珠がシバタに並びます。貴女に!また大切なご家族に!一番、お似合いになる真珠を探しにシバタにいらしてくださいね。ぜひ手に取ってご覧いただければと思っております。