
真珠の指輪をカジュアルに楽しみませんか
6月の誕生石は
『真珠』『ムーンストーン』そして『アレキサンドライト』が加わって賑やかな感じですが、やはり代表選手は真珠かなぁと思います。6月生まれでなくても、私たちにとってアコヤ真珠は一番身近に感じる宝石ですよね。お悔みの時に欠かせない真珠のネックレスの存在があるからでしょうが、アコヤ真珠のネックレスは宝石という感覚よりも、冠婚葬祭のためのお道具として捉えられているようにも思います。
昭和の中頃、そうですね・・・シバタと同じくらいの世代の方ならピンっとくるかもしれませんが、真珠の3点セット^^
アコヤ真珠のネックレス・イヤリング・指輪の3点がケースの中に納まっている。
もう死語になってしまったかもしれませんが、いわゆる嫁入り道具の一つとしてご用意をされた方もいらっしゃるはずです。
「タンスの中にあるわ!」
でも、そう思われた方のなかには
「真珠の指輪だけは使ってないなぁ~~」って方、ひょっとしたら多いんじゃないかなとシバタは思うのです。
今でこそお通夜や葬儀の時のお茶出しやら、湯呑を洗うやらの雑事は葬儀屋さんがやってくれたりします。でも以前は、それらは親戚やご近所の方の仕事。水仕事なので真珠の指輪を嵌めるどころではなかった時代・・・せっかく真珠のアイテムを揃えていても指輪だけは使う回数は少なかった。嵌める時は友人や親戚の結婚式くらいだったかな。(ご記憶にありますよね^^)
だからという訳でもないでしょうが、最近は真珠のセットと言えば『ネックレスとイヤリング』あるいは『ネックレスとピアス』のセットでのお求めがほとんどです。
さて前置きが長くなってしまいましたが・・・
そんな訳で、ケースの中にしまい込んだままにしてある真珠の指輪。せっかくだから嵌められるようにしてみませんか?
シバタの店頭にはリフォームした後が、どんな感じになるのか。リフォームの枠の見本が少し置いてあります。
以前の真珠の指輪で多いデザインは珠の周りをダイヤモンドが取り囲んだデザインなのですが、それだと「THEフォーマル」ってイメージになりがちで嵌める機会は少ない。
でも枠のデザインで、真珠の指輪もカジュアルな感じになります。
もちろん、真珠の性質を思うと
「普段使いにガンガンと嵌めてね」とは申し上げられず、「少々はお控えくださいな」になりますが、ちょっとお出掛けされる時とか、少しフォーマルな席に出席される時とか。真珠の指輪は大活躍してくれるとシバタは思います。
どうぞお気軽にお試しになってみてくださいね。