長~くして作りませんか?
真ん中の真珠のネックレスは私物です。
アコヤ真珠の6ミリ~6.5ミリ珠のネックレスを2本使って組んだネックレスです。ですから長さは80センチ強くらい。留め金も付いていますが、そのままスポンとかぶれます。なので朝のバタバタした時も便利。着ける回数の多いネックレスです。
今月に入り、ご来店いただくお客様から「私もシバタさんのような珠の大きさで長いネックレスが欲しいなぁ。留め金のストレスもないし、カジュアルに使えそうだし」
そんな嬉しいお言葉をいただくことが多くなりました。
ちょっと小さめですが、とても綺麗な珠を入荷しました。
写真だと、ちょっと分かりにくいのですが、
写真の上の連が、6.5ミリ~7.0ミリ
下の連が、5.5ミリ~6.0ミリ
どちらも、照りもよく連相も綺麗なアコヤ真珠です。2本繋げて80センチのロングのネックレスをお作りするのも、もちろんオススメですが!一本の華奢な真珠のチョーカーをお仕立てするのも素敵だし。3本分の120センチで。60センチも使いやすいなぁ。連を見ていると、いろいろアイデアが思い浮かんできます。
ちょっと、ここで真珠のネックレスの長さの名称のお勉強です。
チョーカー→首にぴったりの、やや短めの長さ。約35センチから40センチくらい。首輪のような感じで首に沿うように着ける。
プリンセス→約42センチの長さ。基本の長さで、多くの方のお持ちの長さがこれです。
マチネー→約60センチの長さ。マチネーはフランス語でお芝居や音楽会の昼の部のこと。昼間の装いにぴったり。そんな由来の長さの事です。
オペラ→約80センチの長さ。マチネーと違い、オペラの上演は夜に催されることが多いことから、社交界でこう呼ばれます。ちょっとフォーマル感が出ます。
ロープ→107センチより長いものをロープと呼びます。二重、三重にぐるぐる巻いて着けたり、そのまま長く着けたり、結んだり。いろんなアレンジが楽しめる長さです。
あくまでも長さの名前です。80センチのオペラだから、夜しか使えない…なんて事はありません。日本に着物の決まりが細かくがあるように、欧米の社交界でのジュエリーの作法の名残が名前に残っているのでしょう。
長いネックレスは、かぶるだけで楽に着けることが出来るだけでなく、留め金で2連にしたりとアレンジも楽しめます。
そして、例えばチョーカーとロープのネックレスを2本重ねて着けてみる!!絶対に素敵です。あのシャネルの創始者 ココ・シャネルは真珠の重ね付けが大好きでした。じゃらじゃらと、音が聞こえてきそうなほど重ね付けした写真が残っています。真珠は女性を上品に魅せます。そして肌のレフ効果の役割もします。フォーマルにもカジュアルにもお使い頂けるマルチプレイヤーです。冠婚葬祭だけ…ではありませんね。ぜひ、貴女のお好みの長さで日常に取り入れてみてくださいね。