フェルメールを観る
さて、琥珀を見に行った日。
領事館を出たら、少し時間が出来ました。せっかくお客様と、大阪まで遠征してきたことだし。どっかに寄り道などしましょうと、話が盛り上がりました。
琥珀の会場で知り合いから 「フェルメール展をやってますよ。あべのハルカスの前です。当日券でもスムーズに入れますから」
おぉ( ̄O ̄) それは良いじゃないか!関西在住の方の情報なら間違いないだろう。まだ、あべのハルカスも行ったことないし…。御堂筋線で一本。乗り換えも無くて迷わずに行けそうだ。
いざ、フェルメール展へ!スムーズに入館出来ましたが、中は激混みです。こういう時、土日祝日休みの一般の方とは違い、平日の木曜休みのシバタは人混みに酔ってしまいます。フェルメールの絵画だけ…じっくりと鑑賞し、さっささっと会場を回りました。
私は、絵画の良し悪しとか。色や構成のことや。時代背景や画家の環境とか。よくわからないのです。その絵が後世まで称賛を浴びるのは、素晴らしいからだってことですが、それがどうしてか?ってことはわかりません。。。若かりし頃、美術の授業をサボっていたことを、後悔するのはこんな時です。ですが、若冲だ!レンブラントだ!展覧会があると、無性に行きたくなります。
ただ羽島への帰り道、体は疲れていましたが、なんだか…とても満ち足りた気持ちになりました。素晴らしい宝石を着け、世界の至宝を見た。生意気な言い方ですが、これが『芸術の力』かなぁと思います。毎日の生活に無くても差し障りはないかもしれませんが、やはり『絶対に無くてはならないもの』なんだということを強く実感しました。