カボションカットのガーネットの指輪のご紹介です
4月の中旬ですが、昨日からあまりにも寒い。ヨイショと気分を上げたいなぁと思って。。写しました。ハート♥を散らして、ちょいと盛ってもみました😅 元気になる色=赤い色と考えてしまう、相変わらず単純なシバタですが…とってもべっぴんさんなガーネットの指輪を、ぜひご紹介したいと思います。
横からと後ろ姿です。
この指輪、とってもキレイな赤い色ですが、落ち着いた印象を醸し出しているのはカボションカットだからです。石の表面を丸く山形に研磨していくカボションカットは、石そのものの光沢や文様を生かします。しっとりとした赤を愉しむ、そんな指輪ですね。更に18金の枠にもミル打ちが点々と施してあります。葉っぱの形でメレダイヤを囲ってあり、よりクラシックにみえるデザイン。だから淑女って感じな指輪です。
さて!ここからは少しだけ石のカットのお話です。ご紹介したガーネットはカボションカット。宝石を半円球に磨きます。ですが、同じガーネットでも、皆様がよくご覧になるのはファセットカットだと思います。下の写真のガーネットはファセットカットです。↓↓
宝石の表面にいくつもの小さい面が幾何学模様のように組み合わされたカットの方法です。切子面を意味する英語のfacetから名付けられました。ザックリと大ざっぱに言えば、視覚的にキラキラって反射する感じがファセットです。ダイヤモンドのカットの代表格『ラウンドブリリアントカット』も、このファセットカットの一つになります。石にとってカットの作業は、とってもとっても大切です。カットで輝きに雲泥の差以上どころか、お値段的にも大きな違いが出ます。何よりも、宝石のカットは職人さんの手作業。原石をどう活かすか、職人さんの熟練した技術ですね。