念珠には珠の数だけの意味があります
昨日の答え 114珠
本連念珠は、主珠108個 四天珠4個 親珠2個 計114珠からなります。
下手くそな絵で恐縮ですが、本連念珠の一部の図を書いてみました。
一番大きな珠を親珠と言います。親珠から左右両側の8個目に小さな珠があります。さらにその上の左右の15個目にも小さな珠があります。この小さな珠を四天珠と言います。本連の念珠の片方の房の方だけに、この四天珠が配してあります。
実際の念珠だと、こんな感じです。8個目と15個目の珠が小さいのがわかりますか?
人間の煩悩の数の108個。小さな4つの珠は、観音・弥勒などの4つの菩薩さまを表します。そして親珠が両脇に2つ。これを足した114珠が本連の念珠の数になります。念珠は今でこそ仏事の道具ですが、煩悩が飛び散らないようにと女子の御守りとしての役目がありました。
小さくて見えにくいですが、108個の珠にはひとつひとつの意味があります。何気なく使っている念珠ですが、実はこんな意味を持っているのです。
なのでシバタでは、お念珠は『本連念珠』をオススメしています。念珠は仏事の一番身近で大切なお道具。やはりご先祖さまを御供養される時は、正式なお念珠がよろしいかと思います。