翡翠は日本の国石です
昨日の続きになりますが、日本の国石は『翡翠』です。国産の美しい石であること。縄文時代から日本人に関わりがあったことから、2016年9月に決まりました。主な産地は新潟県です。
翡翠…おばあちゃんの指輪、もしくは彫り物の竜とかってイメージでしょうか。ぽってりした緑色の石。昨日、ご紹介したペリドットやエメラルドとも違う、「いとジャパニーズな色なりけり」って色合いです。実は、純度の高い翡翠は白色です。そこに鉄が入ると緑色になり、チタンが入ると薄紫(ラベンダーヒスイ)になります。
翡翠の指輪でお持ちの方が多いのですが、指輪のデザインが「石も大きいし、ちょっとクラシック過ぎて…使わない」そんなことをおっしゃるお客様がよくいらっしゃいます。
お客様が持っていらした指輪からペンダントをお作りしました。
バチカンの部分にもお手持ちの指輪のダイヤモンドを使いました。
ぺンダントに作り替えると、ボリューム感がより増すように感じます。長いチェーンでニットに合わせたり、オメガのネックレスでイメージ変えたり。使いみちが広がります。
新潟の翡翠が、太古の時代に出雲大社でも勾玉として使われていました。穴を開けて紐を通して、ネックレスのように使ったのでしょうか。一部の豪族だけでしょうが、権力争いとか、女性を巡ってとか、いろいろ妄想すると…楽しくなってきます(^_^;)