想いを形にすること
今、ご自宅を整理しているとおっしゃるお客様から「蜻蛉玉のような陶器や七宝の珠が、たくさん母のタンスの中から出てきたの。懐かしくって。私、ペンダントにしたいけど…何か良い方法があるかしら?」
そんなご相談をいただきました。
珠には大きな穴が開いています。その大きさを活かして、ラバーとワイヤーのネックレスを使ったペンダントをお作りしました。
金のボールを挟んで、華やかさもプラスしていきます。写真の上部の黒いラバーは、お好みの長さをその場で決めて切っていきました。下のワイヤーのネックレスは、数本のワイヤーを組み合わせました。単色で組んだり、違う色でグラデーションを作ったり。。。
長さの調整が出来る留め金を使います。
ちょっと分かりにくいですが、この珠の図柄は麒麟です。ジャスト・ナウなデザインですね
ジュエリーと言うには少し違うような…そんなネックレスの制作ですが、大事なものの想いを形にしていくことは宝石のリフォームと同じです。
「素敵に出来たねぇ。ありがとう。友達にあげますね」そう仰るお客様。こちらこそ、ありがとうございます。そして、私にも珠を一つくださいました。ラバーにしよかな、ワイヤーにしよかな(^.^)