4月18日
今は、18日の零時を少し過ぎたところです。
昨夜のうちに、ショーケースの中からジュエリーを全て撤去致しました。また安心してジュエリーを手に取っていただく。そんなお客様の笑顔を見たいね。。。片付けながら、社長とそんな事を話しました。
正直に申し上げて、
期限があるとは言え、自分が宝石を語れないという事に、ここまで打ちのめされるとは思ってもいませんでした。自粛の要請を受けてから、それをシバタが受け入れるまで、実は社長と悩んで悩んで…どう考えても結論が出せずにいました。ですが、新型コロナウイルスの脅威を考えれば一番大切なのは、『感染をこれ以上広げないために、自分たちが出来ることをする』今はこれが一番大切です。
一刻も早く、この事態が収束すること。何よりも、シバタをご愛顧頂きます皆さまのご健康を心から願っております。どうぞ、くれぐれもご自愛くださいますように。去年のゴールデンウィークは10連休で、嬉しいような疲れるような。そんな会話をお客様と楽しみました。来年は、この事態を「たいへんだったよね…」と、きっと語れると思っています。
そんな中、昨日、お客様から手紙を頂きました。シバタでジュエリーのリフォームを承ったのですが、お客様の感想が丁寧な文章で書かれてありました。それを読んで、私は涙が止まりませんでした。
お客様の手紙の中に、ジュエリーを愛しんで身につけたい。共に歩んでいきたい。そんな一文がありました。宝石・貴金属は、生活に絶対に必要なものではないのかもしれません。こうした非常事態では、何の役にも立たないものなのかもしれません。ですが、こんな素敵な気持ちを産みだしていくもの。。。お客様から、あらためて教えて頂きました。本当に本当にありがとうございます。