7月の新しい誕生石『スフェーン』のご紹介です

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2022/07/16                                    

7月の新しい誕生石『スフェーン』のご紹介です

7月の誕生石は誰もが知るルビーですね。このルビーに昨年末に新しい7月の誕生石として加わったのがスフェーンです。
このブログは今年の2月にスフェーンの指輪のご紹介した際に書いたものですが、ニューフェイスのスフェーンの輝きの魅力をお伝えしたくて、7月に入ったらもう一度『スフェーン』をご紹介したいと思っていました。少しだけ書き換えてありますが、もう一度スフェーンのことをお読みいただければ嬉しいです。

『スフェーン』聞き慣れない方もいらっしゃるかもしれません。石の歴史としてはまだ新人さんです。まずは、その最大の特徴である『きらめき』をご覧くださいね。
(音が消せませんでした。社長の声が入ってますのでお気を付けください)

スフェーンは結晶がくさびの形をしているところから、ギリシャ語のくさびを表わす言葉「スフェサス」から名前が付きました。チタンを含んでいるので、鉱物名をチタナイトと言います。

ダイヤモンドと同様の屈折率を持つスフェーンは、入ってきた光を分散させる特徴を持っています。
ちょっとここからは、少しだけ理科的なお話です。。。
太陽光や電灯の光からは色を見ることはありませんが、プリズムを通して白い紙の上にうつしてみると赤から紫までの色が表れます。色がないと思っていた光は、実はいろんな色が集まっています。特別な道具を使って写真に撮ると、太陽光なら赤・黄・緑・青・紫と切れ目なく色がついた写真が撮れます。このプリズムによって作られた色の帯をスペクトルと言います。そして宝石学的に、これを「ファイヤ」と呼んでいます。
ダイヤモンドの美しさは、「虹色に分散する光」「強い輝き」「きらめき」の程よいバランスで成り立っています。太陽光や電灯のもとでダイヤは、赤・黄・緑・青の光を放ちます。(一度、ダイヤをお日様のしたで眺めてみてくださいね)この光がファイヤです。スフェーンは入ってきた光を分散させる力がダイヤモンドより強いので、より強いファイヤを発します。また見る角度で色が変わる多色性も兼ね添えているので、強く多様な輝きを発する石として人気が出ました。ただスフェーンは割れやすい性質も持っています。大粒の結晶として採掘されることは稀です。宝飾用としてのスフェーンが希少なのはそのためです。
ダイヤモンド以上の光沢と多色性。スフェーンは、ずぅーっと手元で見つめていたい宝石です。

朝の連続テレビ小説「カムカムエブリデイ」ではありませんが、真実は闇の中に。。。???周りの照明を落としても撮影してみました。(こちらも余計な音入り。。。ごめんなさい)

Pt950 片方の脇に一粒ダイヤモンドが入ったアシメトリなデザインです。

追記
今年の2月は朝の連ドラにはまっていたワタクシでしたね(今の朝ドラは数回見てやめました。。。)
スフェーンの主な産地はロシア・パキスタン・スリランカ・ブラジルなどです。この半年間で情勢が大きく変わってきた国の名前も見受けられる。。。なんだか複雑な心境にもなります。このスフェーンが7月の誕生石に加わったのは、スフェーンの発見者の誕生日が7月だったからという単純な理由だからのようですが、こうした少々ホッコリ系のエピソードがやっぱり好きです^^
写真のスフェーンはイエローとブラウンの中間のお色目ですが、グリーン系のスフェーンも人気です。地球の中から、こんな輝く石が出てくる。そんな地球からの贈り物である宝石を、もっとご紹介していきたいなと思います。
名古屋でも始まりましたね。なかなか時間が取れなくて、まだ足を運んでおりませんが楽しみです。

 

 

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