ブローチをお付けになる位置

前回のブログで
「ブローチをやや高めの位置に！」と書きました。
もちろん、これは絶対的な決まりではありません。ブローチをウエストのベルトに付けたり、真ん中に付けたり・お帽子やスカーフに付けたりと、自由に楽しんでお使いいただければと思います。
ただ、
「せっかく買ったけど、なかなか上手くブローチを付けることが出来ないから、しまい込んだままなの」って仰るかたがとても多いのです。それと誠に恐縮なんですが。。。ブローチをお着けになっていらっしゃる方を見て「位置を少し変えると、もっとカッコイイのになぁ」と私自身が感じることもあります。
なので、
一番基本的な着け方として『ブローチを左胸のやや高めの位置に着ける』
そう覚えていただくと、もっと気楽にブローチをお楽しみいただけるかなと思います。

さて「やや高め、、、」
このやや高め。これがポイントです。分かりにくいかもしれませんが、高さの違いを少しつけて写真を撮りました。左側と右側で比べてみてください。

お好みがあるかもしれませんが、向かって右側の方がスッキリした印象にみえませんか？
もう少し上でも良いかなぁとも思いますが、向かって右側は私が俯いて胸のブローチを見た時に、ブローチの存在がうっすらと確認できるかどうかの位置にあります。左側は俯くとブローチがしっかりと確認できます
やや高めの位置というのが、いまいちお分かりにならない時は、ご自身が俯くと胸に付いているブローチが見えるかどうか。このイメージを参考になさってみて下さい。
それとお洋服を着た後にブローチを付けるのって、とても難しいのです。今回、私が付けているブローチは円形なのでズレが分かりにくいのですが、上下のあるデザインだとズレてしまうとカッコ悪いです。
まずはお召しになるお洋服をハンガーに掛けたままの状態で、ブローチを付ける位置を決めてから、ブローチを付けてみる。それからお洋服を実際に着て、位置を鏡で確認する。ちょっとメンドクサイようですが、下準備でお料理がグッっと美味しくなるように、ブローチも付ける位置次第です。ぜひ試してみてくださいね。

あくまでも！！シバタの個人的な妄想なんですが、ブローチはジュエリーの大奥的な存在だと思っています。（きらびやかな世界を興味津々で覗いてみたい。そして足を踏み入れてみたら、思いもよらない困難が待っていたってイメージ）
素敵なブローチだなぁと買ってはみたけれど、なかなか上手く活用できない。もう着けるのを止めようかと考えたりもしたけど、試行錯誤していくうちに（あの浅野ゆう子が演じる滝山さまのような）自分にとって最強のジュエリーになっていく。ブローチを上手に着けられたら一人前ではありませんが、ブローチを上手に着けている方はオシャレ度が高いように感じます。洋服に付けるのでアレルギーの心配もありません。
「左胸のやや高め」。。。これを頭のすみに置いていただいて、ブローチをたくさん楽しんでくださいね。