名前通りの高貴な輝きです。インペリアルトパーズのご紹介
今朝は、思わず何を着たらいいのか迷ってしまいました。一気に残暑から初冬になってしまった感じですね。日本の四季の移ろいは、どこに行ってしまったのでしょうか。シバタごときが申し上げるのも恐縮ですが、体調がおかしくなりそうです。何となく。。。かったるさが抜けないこの頃です。
さて、先日のプレミアムフェアでシバタが印象に残った石を本日もご紹介したいなと思います。
こちらの石は『インペリアルトパーズ』です。
インペリアルトパーズは和名を黄玉と言います。ひょっとするとインペリアルトパーズでよくご覧になるお色目は、もう少し黄色っぽい感じかもしれません。良質なインペリアルトパーズの色目は、この写真のような『やや赤みがかったオレンジ色』 例えでよく使われるのは『シェリー酒のような色合い』です。
1883年にトパーズの産地のブラジルでは、黄水晶シトリンがシトリントパーズと呼ばれていることへの抗議をこめて、宝石のトパーズにはインペリアルという言葉を頭に加えるようになりました。当時のブラジルはペトロ皇帝の時代。そこで皇帝の意味を持つ「インペリアル」を宝石の名前に付けたと言われています。今風に言えば、まさに国を挙げての推しの石って感じなのかもしれません。
ただ、ご紹介したインペリアルトパーズからは国を背負ってやって来ましたよ。そんな気合は微塵も無く。。。限りなく上品で、なおかつ希少石の持つ妖しさも兼ね合わせたオーラが漂います。インペリアルは皇帝という意味ですが、シバタ的には皇帝という重々しさよりも、ノーブルな印象をこのインペリアルトパーズから感じます。指輪も良いけど、ペンダントに仕立てた方が素敵だな。石を囲む枠はプラチナ素材で、枠にはミル打ちを施してアンティーク風に仕上げたい。気分は貴婦人ざますって感じ。。。フェアの期間中、そんなことを妄想していたワタクシです。