もう嵌めなくなった結婚指輪をペンダントとして使えるように加工しました

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2023/01/16                                    

もう嵌めなくなった結婚指輪をペンダントとして使えるように加工しました

結婚式に交換しあった指輪 こちらの指輪には1981年の刻印が見て取れます。40年余のご夫婦の歩みと共に、お二人の歴史を物語っているかのようです。

ですが、あれから幾星霜。。。。
「結婚したばかりは、夫も私も指が細かったのよねぇぇ~。でも、もう数十年以上前からサイズも合わなくなって放置したままなの」そう仰るのは指輪のお客様。更に続けて「今更さぁ、サイズを直して嵌めようとも思わない。でもね、処分したりするのは気が引けるの。何か使えるようにならないかな」
昨年末に、このようなご相談をいただきました。

「一番簡単な方法としては、鎖を通してペンダントとしてお使いになることですよね」
そうご提案すると
「指輪に鎖を通すと、ちょっと浮いたような感じになるでしょ。それは、ちょっと好きじゃないの」
(こんな感じのことですね↓)

あれやこれやとお話をして、やはりペンダントとして使えるようにする前提で話を進めていたら

「もしペンダントとして使うなら、出来れば2本ともぶら下げられるようになったら嬉しいな♪♪」

お客様がお持ちになったご結婚指輪は、ご主人様の指輪と奥様の指輪のサイズに差があり、ご主人様の指輪の中に奥様の指輪がスッポリと納まります。また指輪を鎖に直接通すと生じる「浮いた感じ」を無しにするために、2本の指輪を重ね合わせ、鎖を通すバチカンを作ることにいたしました。

まずは、絵でご説明します。

出来上がったペンダントです。

指輪の中に、もう1本の指輪が収まっています。

ちょうど良い塩梅で2本の指輪の間に空間が生まれました。2本がそれぞれに動かせますので、指輪の存在を指で確かめていただけます。


鎖に通してペンダントとしてぶら下げて頂く時は、浮いた感じも無く、すっきりと胸元に収まりました。写真では分かりにくいのですが、お預かりしたご結婚指輪は新品仕上げをしてキレイになりました。でも指輪のインサイドの刻印は1981とあります。ご結婚指輪の名残はとどめて、あたらしいジュエリーになりました。

仕上がりをご覧になったお客様のご感想が。。。もう(あくまでもシバタ的には)激しく共感しまくりのお言葉でした。
「すごーい、自分たちの指輪じゃないみたい。引き出しの中から蘇ったね。もう主人と私の愛は、ずーっと前に消えているけど。。。。愛の証だけは残ったかな」
(#^.^#) 愛は消えても証は残った。。。ジュエリーリフォームの名言?!座布団十枚です。

 

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