アウイナイトの指輪のご紹介です
アウイナイト。。。このブログに初登場の石のご紹介です。
コバルトブルーという言葉がぴったりかな。そんなパッキリとした青い色の石です。このような色合いをネオンブルーと呼んだりします。もっともメジャーなネオンブルーの宝石と言えば、なんと言っても『パライバトルマリン』でしょうが、このアウイナイトはパライバと比べると藍色の色合いをとても強く発信しています。ネオンカラーの石は、名前の通りにネオンサインのような蛍光的な輝きが一番の魅力です。
(ちょっと話がそれますが、シバタはネオンカラーって呼び方を好きになれません(-_-) 他に良い表現は無いものかねぇぇと思ったりしておりまする。蛍光って蛍光ペンのイメージもあって、暗黒の?!学生時代を思い出したくないのかなぁ)
アウイナイトの説明を少々させてくださいね。
アウイナイトは鉱物名をアウィン(和名は藍方石)と言います。フランスの鉱物学者のアウイ博士の功績をたたえ命名されました。ユーラシア大陸やアフリカ大陸で採掘されます。ドイツの火山のあるアイウェル地方が最も有名な採掘場です。アウイナイトは小粒で見つかることが多く、2ctを越すものは珍しいと言われています。
ラピスラズリの名前を知っている方は多いと思いますが、ラピスラズリは複数の鉱物が混じりあって出来ている石で、その混じりあっている鉱物の一つにアウィンがあります。
それと!
(ジルコニアキュービックとジルコン、シトリンとシトリントパーズに続く、ウッカリ八兵衛シリーズ・・・)
たまに混同してしまうのが『アウイナイトとアイオライト』
なんだか似ているようで似ていないって名前で、しかもアイオライトも青い色の石です。アイオライトは菫青石と名前がついているように、石の特徴を一言で言えば「スミレ色の青」 スリランカの川底などで採れるためかウォーターサファイヤとも呼ばれています。
では、写真の指輪のご紹介です。
ネオンカラーの石に、ミル打ちが前面に施されたクラシックな枠。悪目立ちせず、地味過ぎない。通好みな。。。って言い方は誤解があるかもしれませんが、色石の醍醐味が存分に味わえる指輪だと思います。
こちらは最初にご紹介した指輪よりも、やや小振りな感じのアウイナイトの指輪です。
どちらの指輪も場面はたっぷりとありますが、とても嵌めやすいデザインです。