ローズカットのダイヤモンドの指輪
ローズカットのダイヤモンドの指輪です。
ローズカットについては以前のブログでもご紹介しましたが、簡単にもう一度ご説明いたします。
ダイヤモンドのカットで最もメジャーなラウンドブリリアント。ダイヤモンドを58面のファセットにカットしていく、ダイヤモンドを一番輝かせると言われるカットの種類です。
ダイヤモンドにラウンドブリリアントのカットが施されるようになったのは20世紀に入ってからですが、それ以前はローズカットと呼ばれるカットが主流でした。ローズカットは1520年に発明されたダイヤモンドのカットの技法です。なのでアンティークのジュエリーによく見られます。ラウンドブリリアントよりファセットが少なく、テーブルとキュレットを持ちません。
図で書くと、こんな感じです。
ダイヤモンドの模型で解説
てっぺん部分がテーブル
先っぽのトンガリがキュレット
ローズカットのダイヤモンドはラウンドブリリアントカットのダイアモンドに比べると、カット面が少ないので輝きが鈍い印象にもなります。ですが、今回のジュエリーフェアでシバタがご紹介したいローズカットは美しい輝きです。動画を撮りましたので、ご覧になってください。