パライバトルマリンの指輪
以前にもブログで紹介したことがある『ブラジル産パライバトルマリンの指輪』
お色目が涼しそうだったので写真を撮り直して『海の日』に再投稿しようかなと思っておりました。ただ、うっかりしておりまして海の日には忘れてしまいました。でも、せっかく撮ったので掲載させていただきますね。
ブラジル産のパライバトルマリンが産出されたのは1980年代です。宝石の歴史的にみれば浅いのですが、すでにブラジル産は産出されていません。それだけ希少性が高い石です。また希少と言うだけでなく何と言ってもパライバの魅力は色。ネオンブルーと呼ばれる独特な色合いは一気にパライバの人気を高めました。2000年にはアフリカでもパライバトルマリンが発見され、そちらのパライバも人気があります。
(産地とかに拘らず、お好きなお色目をお求めいただく。これは、あくまでも私の考えです。希少性は宝石の大きな特性の一つ。それは産地にも関わってきます。お石をお選びになる時の欠かせない選択肢です。でも宝石を選ぶ時に、個人的にいろいろと思うこともあります)
こちらの指輪のパライバはブラジル産に見られる内包物も見られますが、カボションカットが柔らかで、涼やかで、とても上品な指輪に仕立てられています。
そろそろ梅雨明けですね。また暑い季節が始まりますが乗り切っていきたいものです。くれぐれもご自愛くださいね。