遠足
本日は恐縮ですが、遊びに行ったブログです。
今年中に行けたら良いなと思っていたのが石山寺。以前に読んだ酒井順子さんのエッセイで、藤原道綱母が石山寺に籠ったことが書いてありました。それが紫式部に絡めて、今年の大河ドラマの光る君への場面で出てきた。ドラマを見ていると石山寺は平安の女性の拠り所的な感じです。そんな石山寺って、どんな場所なんだろう。出来れば大河ドラマが終わる前に行ってみたいなと、ずぅーっと憧れておりました。
乗り鉄のシバタは電車を乗り継いでGOしてきました。大津に行くなら、せっかくなので三井寺にも行ってみたい。京阪石山坂本線に乗り三井寺駅で下車しました。
三井寺とは反対方向だけど、少しだけ歩いて琵琶湖築地からスタート
ネットでググって「こう歩くと面白い」とかを読むと、ミーハーなワタクシは真似したくなります(気ままな一人旅だしね)
琵琶湖疎水に沿って三井寺を目指しました。
三井寺、仁王門です。
再び京阪に乗って石山寺へ。東大門から入ります。
シバタがあれやこれやと拙い感想を述べるまでもなく、どちらも素晴らしい古刹でございました。
これで帰っても良かったのに、
ここでシバタの貧乏性が顔を出す。どうせならと、急がば回れの瀬田の唐橋を渡りたい!
だったら、ここまで来たら近江八景の粟津の晴嵐も見てみよう!
10月半ばだというのに30度近い気温。歩くだけで汗が出ましたが、行きたい場所に行く遠足は楽しいしかありません。でもスニーカーもアプリ地図もエアリズムもない。なおかつ着物を着ていた時代に、京の都から近江まで歩いた。平安貴族には優美なイメージしかありませんが、それには逞しさを感じます。今よりも仏教はより崇高なもので気分も上がる。そして石山まで行くことは日常から離れて、歩いて有酸素運動的なことをした。そんなことでスッキリと気分転換も出来たのかなと。。。歩きながら思うシバタでした。