このジュエリー、どうしたら良いのかしら? 再掲載いたします
先月末の『ジュエリーのお困りごとのご相談会』のフェアは三日間の期間でしたが、ジュエリーのお困りごとのご相談は常時承っております。
「フェアは終わっていますが、ジュエリーの修理をしてもらえますか?」
今月は、たくさんのお問い合わせをいただきました。誠にありがとうございます。
はい、もちろん!!シバタでは何時でもジュエリーの修理やリフォーム等のご相談を承ります。どうぞ、お気軽にお申し付けくださいませ。
なかでも、最近に多くいただくご相談は
〇切れたネックレスの修理
〇ピアスやイヤリング、ブローチなどの修理
このお問い合わせです。以前にもブログに書かせていただいのですが、このようなお電話をいただくと誠に恐縮ではございますが直ぐにはお答えが出来ません。
「切れたネックレス」や「ピアス等の修理」は、お電話口だけでは「出来るか・出来ないか」お答えができないのです。足をお運びいただくことになりますが、ジュエリーをお持ちになって直接にご来店をお願いいたします。
「なぜご来店いただきたいのか」
再掲載になりますが、簡単にご説明いたします。
ジュエリーの素材によっては修理が出来るものと、出来ないものがあります
ジュエリーの素材が何であるのか。例えば鎖の場合は何の素材でできているのか、留め金のプレートと呼んでいる金具に刻印がしてあります。写真のように『K18とかPt850』こんな感じの表記があります。先ず、ご自身の切れたネックレスが何の素材でできているのか確認なさってみてください。
K18・k14・K10
Pt900・Pt850・Pt800
K18WG・K14WG
日本で作られた鎖については、だいたいがこのような素材の表記があるかと思います。
基本的に、シバタが承れるジュエリーの修理は上記の表記のある金属で作られたものになります。
またピアスやブローチなどは、芯や針の部分に素材が記載されていたりします。とても小さな表記ですので分かりにくい場合が多いです。実物をお持ちいただいて、店主がルーペなどで確認させていただきます。
(K18のネックレスです。このような切れ方は熱をかける修理「ロー付け」をいたします)
(こちらはK18のイヤリングをピアスに加工しました。イヤリングのクリップを切断しイヤリングに芯を立てました)
上の2枚の写真の修理や加工は素材がK18です。たまたまK18の例をご紹介しましたが、ブログの最初に申し上げたK18・K14・Ptなどの素材であれば、このような修理ができます。例えばブランドのお品等で素材が何か分からない場合は、熱をかけたりが出来ないので修理が出来ないのです。
(素材がシルバーなどの場合は修理が出来る場合もあります。ただ、どのような構造なのか。どのように作られているのか。それを確認させていただかないと修理が出来るのかはお答えが出来ないのです)
修理の内容によって、またジュエリーの素材によっても修理の代金や納期が変わってきます。きちんとした修理の内容と見積もりをお伝えしたいとシバタは思っております。修理を承るジュエリーを実際に拝見しないと、修理できるのか。そして、どのように修理をするのかがお伝えできません。最近はありがたいことに市外からのお問い合わせもいただいたりしております。足をお運びいただきますことは、とても恐縮してしまいますが何卒宜しくお願い致します。