
腕時計の電池交換
本日は時計屋の裏側??
こう書くと妖しいですかね。腕時計の電池の交換の作業の流れをご紹介しようかと思います。
先日のテニスブレスレットのご紹介の時に自分のテニスブレスレットを探したが見つからない。そんなことを書きました。その代わりと言ってはなんですが、しばらく使っていなかった腕時計を発見!
「赤いベルトが手元のアクセントになるかしらん」と久しぶりに嵌めようと思いました。
あら、でも時間が違う(この時はAM10時過ぎでした。1時50分で止まってます。たまたまですが、なんだか腕時計のカタログの写真のようです)
お客様の電池交換は店主が担当させていただきますが、自分のはシバタが電池交換を致します。せっかくなので交換の様子を順々に写真に撮ってみました。よろしければご覧になってくださいね。
①先ずは腕時計の裏蓋を外します
裏蓋を開けると、前の電池を替えた年月日が記してあります。あらまっ、令和元年5月31日に替えてある。もう7年も前だ。そうだと腕時計が止まってから数年が経っているはずだから、新しい電池を入れても動かないかな。この時計は放置したままだったんだ。
②でも電池交換してみます。先ずは機械から古い電池を取り出します
電池の大きさが分かるように手のひらに乗せてみました。こんなに小さいんです。それと腕時計の電池は乾電池と違って、種類がとても多いです。
③電池の種類を間違えないように、使ってあった電池と同じ電池を入れてみます
④はたして動くのか、確認します
たまたま秒針のない時計だったので、動くのか確認するのに少し時間がかかりました。
⑤あ~ぁ、ちゃんと動いたので電池を替えた日付を裏蓋に記します
裏蓋の中に、こう記すことは次の電池交換の際に腕時計の中の状態を探る目安になります。(中に汚れなどが溜まっていたりすると電池の消耗が早い)
裏蓋をぴったりと閉めて終了です。
今回は電池交換をしたら動きましたが、たまに腕時計が止まったままで放置してあると電池を新しくしても動かない場合があります。大切な腕時計を長くお使いいただくためには止まったら→なるべく早めに電池を入れ替えることが大切です。
また、
「何年くらい電池はもつの?」
そんな質問をいただきます。だいたい、ホントにだいたいですが2年ほど・・・です。でも腕時計のなかの汚れとか、電池の容量とか、水が入ってしまったとかで持ちが変ってきます。あれ?なんか変だなと思われましたら、お早めにお問い合わせ下さいね。