
宝石屋の小説 「クロエとオオエ」
いつもお世話になっている宝石屋さんから
「面白いよ」と教えてもらった本『クロエとオオエ』
映画にもなった『図書館戦争』とか『阪急電車』とか、『フリーター、家を買う』など。人気作家、有川ひろさんの作品です。
有川ひろさんの作品は胸キュンで青春っぽい内容が多いので、すっかり恋バナとは縁遠くなったシバタは最近は読んでいない。でも、やはり宝石を仕事としている身としては、漫画でも小説でも宝石関係の本は読んでおこうと早速に購入しました。
何店も店を構える宝石屋の坊ちゃん、大江君。石留や枠加工の業者、くろえ工房の娘ちゃん。この二人のロマンチックコメディな話です。二人の関係性がメインストーリーなのに、やはり私はジュエリーの描写とかに気持ちが持っていかれます。ジュエリー業界の専門用語も、たくさん出てくる。ちょっと分かりにくいかもしれません。でもQRコードで実際のジュエリーが見られるようにもなっています。
この本をネットで注文する時に、読んだ方の感想をチラリと見たら
「宝石のことはよく分からない」「ジュエリーは高嶺の・・・」なんて書いてありました。確かに、ますます地金も高騰してジュエリーの価値観も変わってきているようにも感じます。だから、この本に限らず漫画や宝石図鑑とかをご覧になって、先ずは興味を持っていただけたらなとシバタは思っています。