ジュエリーのリフォームのお話 真珠のネックレス編
数日前からダイヤモンドのジュエリーリフォームのことを書いておりますが、本日は最近とても多くご相談をいただくようになった真珠のネックレスのリフォームのことを書こうと思います。以前にご紹介した事例も含め、改めてご紹介させていただきます。
「黒蝶真珠のネックレスを買ったら、アコヤ真珠のネックレスの出番が無くなってしまった」
「自分用とお母さんが使っていたのと2本持っている」
「冠婚葬祭は若いもんに任せたから、礼服と真珠は仕舞い込んだまま。。」
理由は様々ですが、アコヤ真珠のネックレスも立爪ダイヤモンドリング同様にタンスに眠ったままの方が多いように感じます。シバタといたしましては、冠婚葬祭だけでなく!真珠のネックレスをちょいとしたお出掛けにご利用いただきたいと思うのですが
「洋服とのコーディネートが難しい」「真珠のネックレスって、普段は何となく気恥ずかしいよね」そう仰る方がほとんどです。確かに。。。日常に真珠のネックレスをお使いになるのはハードルが少々高いかもしれません。
ですが、そうであれば!
真珠もダイヤモンド同様にリフォームをする。いいえ!留め金を替えるだけでも、ぐっとカジュアル感を醸すジュエリーに生まれ変わります。
珠と珠の間に鎖を繋ぎ、着脱が簡単な80cmのロングネックレスをお作りしました。
珠の間はアズキと呼ばれる鎖を使いましたが、鎖の種類や間隔の長さ、また全体の長さもご自身のお好みでお決めになれます。写真はアコヤ真珠ですが、グレーの珠や南洋真珠でお作りになっても素敵です。
お母様のお形見のアコヤ真珠のネックレスでお念珠をお作りしました。
「形見だから大事にしてたけど、ずっと放置したままだったの。これで使えるようになったね」
お客様の感想です。
更に、余った珠を活用します。
ネックレスの珠は両側に穴があるのですが、その穴を分からないようにしたり。あるいは穴を利用したりしてリフォームさせます。
これは珊瑚をところどころに配しました。
また2本の真珠を一緒にしてロングネックレスにするのも人気です。
その際に、留め金を通称『パックマン』にすると活用の幅が広がります。
こんな感じで2重にしたり出来ます。
また留め金をマグネットで留めるクラスプにするだけで、長さの調節だけでなく、留め金自体がアクセントになってオシャレ度がアップします。
真珠を、もっとドンドンお使いいただけたらなぁとシバタは思っています。ご相談はいつでも喜んで承ります。お気軽にお問い合わせくださいね。